精神科門前薬局への転職、大変なことや困ったことは?354view

調剤薬局の転職先を探しています。
私の考えている勤務条件に合っていて、しかも給料が高めの求人があります。
それが精神科病院の前にある薬局なのです。
精神科の門前は大変ということを聞いたことがあるのですが、実際どう大変なのでしょうか。給料が高めというのは、やっぱり大変でやりたい人が少ないからなのでしょうか。困ったことや他とは違うと感じることはありますか。精神科門前ならではの特徴などもあれば教えてほしいです。

ちなみに私は小児科の近くの調剤薬局にいて、今まで精神科領域の薬といえば睡眠薬くらいしか扱ったことがありません。

転職の情報収集は「転職サイト」利用が王道!

  1. 薬剤師転職の最大手!悩み解決はお任せ!年収アップ事例多数!

質問に回答するにはログインしてください。

回答

8件の回答

  1. tomotune 2019/01/29 4:36

    そもそも何故転職を考えているのですか?
    今の薬局よりも給料を上げるのが目的なら転職の目的は達成するわけだし、精神科前で働いて経験を積んでみたいみたいならそれはそれでいいですよね。
    精神科の服薬の管理は、飲み過ぎたりとかそういう管理が大変らしいですが。

  2. inumaru 2019/01/28 4:51

    門前ではなくて精神科病院勤務だった人の話ですけど、患者さま話をしているうちに自分が鬱っぽくなって辞めちゃった人もいますよ。
    合う人は合うんだと思いますが、辞めてしまう人も多いんじゃないかなって思います。
    話をするのが得意とか精神的に強い人のほうがいいのかな?
    今働いておられるところとは、雰囲気は全然違うと思います。
    私も向精神薬は睡眠薬と心療内科で出る薬くらいしか知りません。

  3. imonawa 2019/01/27 1:45

    うーん、やっぱり給料が高いということはそれなりの大変さがあるんじゃないですか。
    前の方が書いていたように服薬指導が大変そうですね。
    長期にわたって病院に通っている人も多いでしょうし、患者さんの抱える悩みとか分かってあげられるのか。。。
    ここにも精神科の処方せんがたまに回ってくるけど、一度に処方される薬も処方箋2,3枚とかばかりなので、門前なら調剤も大変でしょう。

  4. goutani_v 2019/01/26 5:25

    私は精神科の門前で働いたことがないんですけど、働いている人の話をきくと精神科前ならではの特徴があるみたいです。
    患者さんに服薬指導をするのはやっぱりかなり苦労しているとか。
    患者さんに服薬の大切さをわかってもらったり、服薬状況を教えてもらうのは難しいし、やっぱり風邪の患者さんとは違うでしょうね。
    細かい話になるとお薬手帳をもってもらえなくて薬学管理料がとれないとか、そういうのもあるみたいですよ。

  5. tobina 2019/01/23 5:54

    驚くことに多くの患者さんがメンタルクリニックに通われているのですよね。お年寄りもかなりの割合で通われています。メンタルクリニックの数がこれだけ多く増えたことも納得できますね。

    お薬手帳の普及により併用薬のチェックが、だいぶ楽になりました。
    今まで内科の薬だけだと思っていた患者さんが、ジェイゾロフトやトレドミン、リスパダールなど多くの薬を服用されていたこともお薬手帳により発覚しています。

    精神科と言ってもいろいろあると思いますので、どのような症状の患者さんが多い病院なのかを調べれば安心して働けるのではないでしょうか。

  6. hyakkai_y 2019/01/22 11:34

    私が勤務している薬局の営業時間は夜間21時までです。これは門前の1つ、メンタルクリニックの営業時間に合わせたためです。夜間は薬剤師1人、事務1人の2人で営業をしていますが、怖いと感じることがたまにあります。
    これはメンタルの患者さんという事ではなく、外から入って来る通行人が怖いと感じる時もあると言う事です。少しおかしい、普通と違う、動作・しぐさがおかしいと感じるのです。今のところ酔っ払いが入って来たことはありません。
    メンタルクリニックの患者さんは、会社帰りの方でまじめな方が多いですね。ですから夜間のメンタルクリニックの患者さんに困ることはありません。
    メンタルクリニックの患者さんで怖い・困ると感じるのは、昼間の時間に来局される方、仕事をされていない方の方です。

  7. senzawa_b 2019/01/21 15:38

    メンタルクリニックの門前で働いています。
    ここは、軽度のメンタル患者が多いのでそれほど困ることはありません。ご家族と一緒に来局されたり、会社の保護員と一緒に来局されたりされる患者さんもいらっしゃいます。この場合、重症と言うよりは家族面談がクリニックであったということのようです。ただし、患者さんの中には重症の方もいらっしゃいますので、処方箋3枚に渡り抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬が記載されているものもあります。最初は数の多さにびっくりしましたが、最近は慣れてきましたね。
    長く通われていてずーと同じ薬だけという患者さんは少ないので、たいてい薬が増えたり、服用方法が毎回少しずつ変化したりしています。監査・投薬時にしっかり意識しないと見落としてしまうということもあります。

  8. noritomi_ni 2019/01/20 17:32

    日本人においては「精神科」にかかっている患者は頭がおかしいというレッテルを貼られるという印象が強く、精神科は以前より患者さんが敬遠する診療科の一つでした。
    もう一つ、精神科と混同される診療科として「心療内科」という診療科があります。心療内科医の本来の役割は心因的要因により器質的な病変が無いにも関わらず身体症状がある心身症の患者に対してカウンセリングと内科的治療をする専門医です。言い換えれば心と体のバランスが崩れてしまった患者を診ることを得意とします。一方の精神科医は統合失調症やうつ病、不安神経症などの精神的な病気を診る専門医です。言い換えれば、心の病を診ることを得意としています。
    しかし、近年では精神科と心療内科の診療領域はかなり重複するようになりました。この理由は、近年新設された病院やクリニックにおいては精神科を標榜せず、心療内科というより親しみやすい名称に変更する例が増加しています。つまり、心療内科を標榜しているが、実際は精神科診療を行う病院やクリニックも多いということは頭に入れておく必要があります。

    以前から存在する精神科病院やクリニックにおいては院内処方が主流でした。それには大きく分けて理由が2つあります。
    1つ目の理由は精神科で用いる処方薬においては医師の処方意図と薬剤師の説明に乖離が見られることが多く、院外処方にすると患者さんが混乱することがありました。そのため医師の処方意図を確認した病院内の薬剤師が投薬を行う習慣がありました。現在は精神科薬物治療を学んだ調剤薬局の薬剤師も増えており、病院やクリニックと調剤薬局がコミュニケーションを取りながら患者指導に当たるようになったので、以前のような心配は少なくなりました。
    2つ目の理由は、以前の精神科診療においては診断後の薬物治療は多剤併用療法が一般的でした。例えば、統合失調症の患者さんに対しては抗精神病薬を4~5剤、抗不安薬を4~5剤、それに睡眠薬を2~3種類、それに下剤を1~2種類、合計すると10剤以上を処方するのが当たり前だったのです。それだけ大量に薬を使えば、わざわざ院外処方とせずとも薬価差益で処方箋発行料をカバーできていた経緯があったからです。しかし、現在では抗精神病薬にしても抗不安薬にしても薬価がだいぶ下がっているので差益は望めません。
    また、近年の精神科医療においては単剤化や減薬が積極的に行われています。多剤併用療法による依存性やオーバードースの危険性が認識されたこと、また不整脈や心筋梗塞などによる死亡リスクの上昇が叫ばれるようになったことが大きな要因です。患者さんの安全性を担保するための単剤化や減薬を、薬剤師がイニシアティブを取って推し進めていく施設も増加しました。一方で、投薬数が減少し薬価差益も出なくなってきたため、院内処方のメリットは薄れてきたのです。
    このような背景により、現在では院外処方とする精神科や心療内科が増加しています。

    精神科または心療内科の門前薬局における業務の特徴としては、3つ挙げられます。
    1つ目に長期処方が多いということです。精神疾患の治療は数年から数十年単位の長期に及ぶことがほとんどであり、患者さんの病態変化も緩やかな場合が多く、1か月以上の長期処方が多く見られます。以前の多剤併用療法が引き続き行われている病院においては、患者さんの年齢に関係なく一包化の指示が出されることが多くなります。このような場合、精神科の門前薬局においては自動錠剤分包機があるか無いかで業務の効率化に差が出ます。
    2つ目には細かい用量調整が多いということです。抗不安薬や抗精神病薬などにおいては、0.125錠単位で処方されることもあります。粉砕して賦形することもあるため、予製を作成している薬局も多いようです。
    3つ目にはジェネリック医薬品をそこまで積極的に使っていないことです。政府の後発品推進の政策もありますので精神疾患薬のジェネリック医薬品ももちろん在庫しているのですが、精神疾患の場合はノセボ効果の影響が大きいため、ジェネリックに変更したいという患者さんは少なく、医師や薬剤師などの医療従事者側もあまり勧めません。そのため、ジェネリック医薬品の調剤比率が低くなっています。

    調剤薬局の経営面で精神科を考えると、一度受診した患者さんは再診をしてそれ以降も定期受診する可能性が高く、薬局の固定客が得やすいこと、また長期処方や一包化が多く調剤料も多めに取れることから、比較的利益は出やすいと言えます。それを考慮すると薬剤師1名につき1日当たり処方箋25~40枚程度が妥当かもしれません。
    薬剤師側の視点では、精神科は患者さんとのコミュニケーションも難しい場合が多いため薬剤師にとっても敷居が高く敬遠されがちな診療科です。精神科薬物療法の認定薬剤師の資格を持っているか、精神科治療を勉強したいという薬剤師でないと転職しようとはあまり思わないようです。そのため、給与も多めに設定されている場合があります。転職サイトを活用して、給与や待遇もしっかり交渉してもらいましょう。

ページ上部へ移動する