公認会計士試験に合格して5年目、四大監査法人でシニアとして働いている者です。
上場企業のインチャージを経験して、監査が飽きてきたころなので転職するかどうか考え得ている最中です。監査法人でパートナーまでなりたいという気持ちは全くなく、いつか転職したいとは考えているのですが、それが今のタイミングなのか、まだ監査法人で色々経験した方がいいのか、迷っています。
公認会計士として監査法人から転職した人で、もし転職する前に経験しておいた方がよかったこと、これは経験しておいてよかったこととかがあれば教えてほしいです。よろしくお願いします。
質問
公認会計士として転職する前に経験しておけばよかったことは?45view
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回答
3件の回答
去年公認会計士として事業会社に転職しました。監査法人には5年在籍して、上場会社のインチャージを1年回したので転職することを決めました。転職する前はもう1年くらいインチャージを経験した方がいいかなと思ったこともあったけど、実際に転職して、監査の経験はインチャージを1年経験するだけで十分だと思っています。1年もやれば決算の流れもわかるし、あとはその繰り返しだけなので、特に仕事面ではもっと経験しておけばよかったことはないですが、語学についてはもっと転職する前に勉強しておけばよかったと思います。
事業会社では新卒向けや2・3年目向けの社内研修は豊富だけど、中途に対してはあまり研修制度がなかったりするので、監査法人で受けられる海外語学研修など色々受けておけばよかったと思うことがあります。
公認会計士としての経験であれば、何か特別な経験は1つ以上あった方がいいです。公認会計士の資格を持って転職活動をしているというような人は転職市場にごまんといますので、公認会計士として〇〇の分野は得意です、と面接で言えるくらいの経験はしておかないと転職で高い評価は得られません。
私は、SECクライアントをずっと担当していて、海外駐在の経験もあったので、グローバルというアピールポイントが明確にあったことがよかったです。SECクライアントのような超大企業を監査するような経験は、Big4クラスの監査法人でしか経験できないことですし、海外駐在もなかなかそう簡単にできるものではないので、そういった経験はやり切って置いて損はなかったと思っています。おかげで、昨年、東証一部上場の食品メーカーに高い評価で採用してもらうことができました。
公認会計士の転職では経験がすべてだと思いますので、何か自分の強みになるような経験は絶対にしておいた方がいいと思います。
事業会社に転職して3年になる企業内会計士です。
監査法人には、かれこれ8年くらいいました。
公認会計士として転職した時、既に上場企業のインチャージは3社ほど経験していて、その内1社はIFRS適用の導入前から担当していたので、業務経験については十分やり切った感じはしていました。
ただ、現在の会社でM&A案件などが出てきたとき、デューデリジェンス業務の経験不足を感じたので、アドバイザリー事業部で少し経験しておくのもよかったかなと思います。
自分の先輩とかは監査事業部でもアドバイザリーやデューデリもやらせてもらっていたみたいですが、自分がいた時は(今もそうだと思いますが)その辺は基本アドバイザリー事業部が担当していて監査事業部ではあまりやらせてもらえていなかったので、経験することが難しかったのが残念です。でも、いざM&A案件とかが目の前にあれば否が応でも自分で調べなければいけなくなるので、自然と経験は身につきます。
なので、転職する前に全てのことを経験しておかなければいけないというわけではないと思います。