公認会計士試験に合格して4年目になります(修了試験は昨年合格しました)。現在は四大監査法人ではなく、その一つ下の中小の監査法人で監査業務やIPO監査を中心に担当しています。
中小の方が早いうちから色々と経験できると思って四大ではなく中小を選びましたが、担当クライアントに四大出身の方が経理にいて、その人から四大の話を聞くうちに四大監査法人で働いてみたいと思いました。中小の監査法人から四大監査法人に転職するということは実際可能なのでしょうか?独立や事業会社に転職した人は周りにいますが、四大に転職した人がいないので教えてもらえると助かります。
質問
中小から大手監査法人に転職することはできますか?85view
最新の専門家コラム
-
40代女性が転職で今後10年20年働ける職場を見つけるには?【リクルート出身者監修】
2022.05.16
-
転職市場で信仰残る「30歳限界説」は今どうなっているか?
2022.04.12
-
合格可能性を上げる「志望動機」の書き方3ステップ
2022.03.08
-
転職エージェントと2人3脚で転職を成功させる方法
2022.02.06
-
会社にバレずに転職活動を行うテクニック
2022.01.07
質問に回答するにはログインしてください。
回答
3件の回答
四大監査法人でマナージャーをやっている者です。
中小の監査法人から四大監査法人への転職はできます。四大監査法人も即戦力となるような人材は常に募集していますので、監査経験者であれば結構受け入れてくれると思います。
ただ、四大が募集しているのは、現場で主体的に色々と手を動かしてくれる高年次スタッフやシニア層ですので、マネジャークラスで中小から四大に転職は難しいのではないかと思っています。スタッフやシニアクラスで中小から転職してきた人は見かけますが、マネージャークラスで転職してきた人は自分の周りにはいません。マネージャークラスはパートナーに上がれないで滞留している人や、新人から順調に昇進してきた人などもいるのでそれなりに人材はいますが、現場の働き盛りの人たちは結構転職して辞めていってしまうので、その辺りの層は常に募集しています。
そのため、四大に転職したいのであれば、若いうちになるべく早く動いた方がいいです。別に会計士としての知識や経験は、四大監査法人の方が幅広く経験することができますので、やる気や体力がある方が中途入社では望まれます。
2年前に中小の監査法人から実際に四大監査法人に転職した経験があります。ただ、四大監査法人が中途入社を積極的に採用しているかは、その法人が置かれている状況や時期によって異なると思います。
自分が転職した時は、超大手の上場企業の監査を新規に受嘱したことで、急激に人材が足りなくなったため中途を積極的に採用する時期でした。だから、結構簡単に転職することができました。ただ、他の法人も転職活動でエントリーしましたが、そこはあまり人不足ではなかったみたいで、面接で落とされました。法人ごとに状況は違うと思いますので、積極的に中途を採用している法人を選べば、中小からでも四大に転職できると思います。どこの法人が積極的に採用しているかは、ホームページで中途採用セミナーとかをやっているとか、有名な大企業で監査人を交代したというニュースがないかとかをチェックしているといいと思います。
四大監査法人の一つでシニアとして働いている者です。中小の監査法人からうちの法人に転職してきた人が同じ事業部にいます。他の事業部でも別の監査法人から転職してきた人もいるので、中小から四大に転職するということは可能だと思います。
ちなみに自分が知っているその人は、法人が人不足の時に中途入社を積極採用していた時期に転職してきた人で、中途採用セミナーに申し込んで面接して転職してきたみたいです。
昔は中途入社で入ってくるような人はあまりいなかったみたいですが、最近では事業会社出身や出戻りの人など、中途で入ってくる人もいますので、中小の監査法人出身でも四大に転職することはできると思いますよ。あと、中途採用の社員紹介制度とかもあるから、四大監査法人に補習所の知り合いとかがいれば、その人の紹介で入るとかもいいと思います。