現在調剤薬局で働いている薬剤師ですが、過去の製薬会社での経験を活かして、再度製薬会社で働きたいと思っています。
ブランクがあっても再び製薬会社で勤務することは可能でしょうか?そのようなご経験がある方いらっしゃったら教えてください。
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ブランクがあっても製薬会社への転職は可能でしょうか50view
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回答
4件の回答
製薬会社の考え方は様々だと思いますが、以前勤務していた職場では結婚や調剤薬局への転職などで製薬会社での就業経験に数年ブランクがある方も採用しておりました。
管理職の場合は部門によっては直近の就業先が製薬会社であるかどうかにこだわらずに採用しておりました。
ですが、部署の年齢構成や担当業務の都合などもあり、ターゲットとなる年齢幅が決まっている場合もあったので、製薬会社を退職してからのブランク期間が長くなると、選択可能な製薬会社が少なくなる可能性が高まるのではないかと思いますよ。
ブランク期間次第では応募可能な案件が限られそうですね。
10年程前に薬事法が改正されてからは、職種経験者の求人案件には頻繁に改正薬事法での業務経験を応募要件としている製薬会社が比較的多かったような。。
薬事法から医薬品医療機器等法に法改正されたので、これからは医薬品医療機器等法下での職務経験があることを応募要件とする企業が増えてくるのではないかと。
正社員にこだわなければ、品質管理をはじめとした専門職でブランクがあっても就業できるとかと思います!
勤務地や年収などの条件面に強くこだわらなければ、製薬会社での業務経験にブランクがあったとしても転職することは可能であると思います。時には製薬会社での就業経験を問わず、薬剤師資格を有している場合は応募可能とされている求人案件もありますので。
ただ、正社員での求人はブランクの無い方も比較的多く応募し、競争率が高くなる可能性があると思われます。契約社員や派遣社員でも良いと考える場合は、応募可能な範囲がぐっと広がります。派遣社員や契約社員での求人の場合は、企業によっては担当できる業務の範囲がかなり限定されてしまう場合もあると思いますが。
正社員雇用での採用面接においては、なぜ調剤薬局に転職したか、どうして再び製薬会社への転職を希望するのかについて製薬会社は関心を持って質問されると思いますので、面接官が納得できるような理由があることやうまく説明することが必要だと思います。
製薬会社の工場勤務なので、MRやDI、本社業務については知りません。ごめんなさい。
職務経歴書は御存知でしょうか?人事課は職務経歴に興味を示します。
分析ができるのであれば品質管理、合成ができるのであればバルク製造の合理化、法律が得意であればQCやGMP、これらの職場で空きがあれば採用となります。
GMPやQC部門に医薬品管理者と呼ばれる人が居ます。ある医薬品についての生産や品質などを統括する業務です。このポストに就くためには薬剤師の資格が必須です。
薬剤師の資格がある人は、スキルアップするとこの医薬品管理者になれるので優遇されます。
また、これらの業種は、ラインや製造と違い派遣社員をあまり雇いません。さらに、ラインや製造であっても派遣社員を取らない会社もあります。これば派遣社員は労働災害を起こしたり会社をすぐにやめたりするので、信用がないからです。
転職では医薬品の探索など、直接、売り上げに結びつかない仕事は無理と考えたほうがいいでしょう。また、中途採用であっても血中濃度測定など研究職的な業務もあります。薬剤師の資格がなかったり、ADMEに対する知識がないと、血中濃度測定は研究というよりは、単なる作業になってしまいます。ADMEの知識のある薬剤師が血中濃度を測定すると、測定結果について報告書などで考察することができます。AUCが広い、最大血中濃度が高い、投与量と暴露量が比例する、血中濃度の測定時間は十分である、または不十分であるなど、様々な考察ができます。薬剤師に対して、製薬会社は、このような考察に期待をしています。高卒の作業者と同等であるとは、決して考えません。
私が実際に見てきた人々を紹介します。弊社の女性の人ですが、新人で入社時は薬効薬理部門で医薬品の活性測定をしていましたが、異動により約10年事務をすることになりました。あるとき薬効薬理部門で急に人が足りなくなり、事務から薬効薬理部門に異動となった人が居ます。彼女は、毒劇物を取扱う事務をしていたのでしょう。薬剤師の資格がないとできない事務もあります。
このように製薬会社では薬剤師は重宝されます。待遇は新人さん扱いかもしれませんが、入社してから過去の経験を発揮し頑張れば道は開けるでしょう。