開局希望の私にとって、譲渡もしくは後継者として迎えられることはまるで夢のような話です。
たまにそのような薬剤師の転職求人も見かけるのですが、いくら後継者が居ないからと言って無償で譲り受けると言う訳にはいかないですよね・・・例えばどんな条件が提示されるのでしょうか?
私自身場所にはこだわりはありません。因みに年齢30歳、独身男性、貯蓄は100ちょっとと言ったところです。よろしくお願いします。
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譲渡有りの薬剤師転職案件の裏側について知りたいです30view
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回答
3件の回答
例えば持ち主がいなくなった指輪が次の世代へと悠久に受け継がれていくのと同じく、薬局に関しても継承を望んでいる経営者の方が多くいるのが現実です。でも結局自分の子供でも親類でもない薬剤師に継承させるということは、つまり薬局を買わせるって意味で・・・勿論無償譲渡なんてありえませんし、かなりの額のお金が動きます。果たしてその投資に見合った将来像がその薬局から見いだせるのか。ある程度の先見の明と営業手腕が必要になってきますし、経営者になると想像以上の責任と重圧が伴います。
資金不足の現実があるのであれば、まずは焦らずに自分の腕を磨き、経営を勉強できるような環境に転職し将来に向けて貯蓄をしていくのが第一歩じゃないでしょうか?私の周りでも薬局を買い取って、その結果経営が上手くいかずどうにもならない人が多くいるので、やはり慎重になるべきだと思うんですよ。
結局営業利益~年分プラス純資産等を考慮して決められる場合が多いですが、売却額の決定の仕方は各人異なりますので、だいたい幾らか?と言う平均値は申し上げられません。そもそも転職先候補として譲渡有りの案件を探していると言うことですが、その場合こちらの選択肢も狭まってきますし、本当に譲渡希望なら薬局経営のエキスパートの仲介業者の門を叩いた方が確実ですよ。
そもそもその経営者との経営方針が貴方にあったものなのか、周りの医療機関の状況、そして自分1人できちんと経営が出来うる環境なのか?など考慮するべき問題は山積みなので・・・それに売却金額に関しても、それが権利だけなのか、それとも医薬品も設備も全て含めての値段なのかによって、譲渡でもかなりの初期投資が必要になってくる場合もありますし。
私も薬局経営が初めての場合は、きちんとした仲介業者を通して色々な薬局を見てみるべきだと思いますよ。言わば相談者さんの一生が掛かっている訳なのですから、転職したついでに譲渡してもらえれば~的な安易な考え方で転職をするべきではないと思います。
そこまで多くは見かけませんよね、譲渡有りの転職案件なんて。勿論見かけるには見かけますが、そもそも譲渡有りの薬局の場合は慎重になった方がいいと思います。
転職すれば自動的に薬局を譲渡される訳ではなく、様々なペーパーワークを行った上で経営者側と話し合いをしないといけません。自分の色を目一杯出した斬新な薬局作りをしたくても、前経営者の方針なり店構え、そして名前までもそのまま受け継がないといけない!なんて事も十分考えられますよ。
設備も地盤もある程度整っているので、開業資金に関しても少額で済みますし、得をした気分にもなります。しかし実際日々こなしている処方箋枚数が譲渡後にもしっかり回ってくるのか?周りの環境そしてライバル薬局の動向に関してもしっかりと、目を光らせる必要があります。
よく聞くのが所謂「患者さんが寄り付かない」薬局な為、譲渡してしまおうと言う場合です。何も経営手腕も知識も無い場合は譲渡で薬局を持つと言うのは難易度が高くなると思うので、私はお勧めしませんね。
勿論全ての譲渡OKの薬局に限った事ではありませんので、どうしても気になるのでしたら一度働いてみて感触を掴み、周りの環境、立地条件、これからのドクターとの関係性の善し悪し等をじっくり見てみることですね。