現在Big4でシニアをしている者です。金商法監査のインチャージを1年間担当したので、そろそろ次のステップを考えています。
同期の中には、事業会社や独立した人もいますが、仲の良かった同期が中小の監査法人に転職して、色々な刺激を受けているという話を聞いて、中小の監査法人に転職するのもありかと思っています。
もし中小の監査法人で働いている人がいれば、中小の監査法人に就職・転職することを決めたポイントなどがあれば教えてほしいです。
質問
中小の監査法人に転職することになった決め手は?52view
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回答
3件の回答
いわゆる中小の監査法人でマネージャーとして勤務している者です。実は、一度四大監査法人に転職して、また今の監査法人に出戻りしています。
最初の就職は、ちょうど就職氷河期であったので四大監査法人には入れず、今の監査法人に拾ってもらいました。ただ、どこかで四大監査法人でしっかりと経験を積みたいと思ったので、四大の一つが超ビッククライアントを新規受嘱したタイミングで募集が出ていたので、応募して転職しました。
いざ四大で働いてみると、中小の時は全部自分一人でやらせてもらっていたことも分担したり、パートナーとかマネージャーが細かく指示してきたり、自由があまりないと感じました。大きな監査チームに入ればもっと色々なことを経験できると思ったけど、実際は一人が担当できる範囲は非常に狭く、全然面白くなかったので、元々いた監査法人のパートナーに相談して出戻りさせてもらいました。
戻ってみると、やっぱり自分の裁量でやらせてもらえる部分が広く、やりがいを大きく感じていますので、よりやりがいを求めたいのであれば、中小の監査法人をお勧めします。
昨年四大監査法人の一つから、中小の監査法人に転職しました。四大時代では、最初大手電機メーカーの監査チームに配属され、基本そのクライアントに張り付きで監査をしていました。ただ、いつか独立したいと思っていたので、もっと他の会社も見たかったし、IPOやM&Aのデューデリジェンス業務なども経験したいと思っていたので、もっと多くのクライアントや業務を担当できることを希望して今の監査法人に転職しました。
今の監査法人では、四大時代のようなビッククライアントはないですが、中小企業の監査やIPO監査を何社も同時に担当していますし、アドバイザリー業務や小さなデューデリジェンス業務もやれていて、四大ではなかなか経験できなかったことができていると思いますし、自分の知識や経験がどんどん増えているということを実感しています。給料や福利厚生は四大の方がよかったような気がしますが、色々なことを経験できるという点では、中小の監査法人に転職してよかったと思っています。
準大手の監査法人でマネージャーをしています。自分は、公認会計士試験に合格したけどちょうど就職氷河期だったので、四大監査法人に入れず、今の監査法人に入所しました。
でも、四大監査法人ではなく今の監査法人に入ってよかったと思っています。今の法人には、四大監査法人出身の人もよく転職で入ってきますが、みんな仕事の分担が明確で若いうちに担当できる範囲が狭いとか、上司からの雑用や形式的な調書の整理とか不毛な仕事が多いとかを言っているのをよく聞きます。
今の法人では、担当するクライアントの規模は四大監査法人が担当する超有名企業とかではないけど、若い年次から色々なクライアントを担当させてもらっています。また人数も少ないので、一人が担当する範囲も広く、監査だけでなくIPOとかも同時に経験させてもらえるので、幅広い経験を得ることができるという点は、中小の監査法人で働くことのメリットだと思います。