監査法人に入社して2年の試験合格者です。監査法人でパートナーを目指すつもりはなく、転職して色々な経験を積んでいつか上場企業のCFOになりたいと思っています。
転職のタイミングについて監査法人の先輩や同期の人に聞くと、修了試験を終えて公認会計士になれたら転職すればいいとか、インチャージを経験して監査業務を1年間回してから転職した方がいいとか、色々な意見があって正直よくわかりません。どのタイミングが正解なのか、実際に転職を経験している方のご意見・アドバイスをいただけると嬉しいです。
質問
監査法人を辞めるタイミングはいつがいいですか?161view
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回答
3件の回答
辞めるタイミングは自分が会計士としてどうなりたいのか、ということが大事だと思います。会計士として活躍したいということではなく、事業会社で出世してCFOになりたいというのであれば、さっさと監査法人を辞めて事業会社に転職した方がいいと思います。CFOになるためには新卒から入社したプロパー社員と勝負しないとだから、早くその会社に入った方がいいはずです。
でも、会計士としての知識や経験で勝負したいのであれば、監査法人でしっかりと経験を積んだ方がいいと思います。監査法人で色々な仕事を経験する中で、自分だけの武器を見つけて、それを使って最初からCFO待遇で引き抜いてもらえばいいと思います。
ちなみに自分は監査法人でIPO経験を積んで、昨年ベンチャー企業にIPO責任者として転職しました。
4年前に今の会社(東証一部上場の化学メーカー)に転職しました。自分も質問者さんと同じように元々転職するつもりで働いていたので、上場企業のインチャージを1年間担当してすぐに転職しました。
インチャージを経験すれば、監査のことを一通り理解できるので事業会社に転職するタイミングとしては悪くないです。若いうちに転職した方が転職先でも無理がきくので、監査法人で監査を極めたいということでなければ、辞めるのは早い方がいいと思います。
ただ、上司に監査法人でマネジャーまでやって、昨年転職してきた人がいます。その人曰く、色々な経験を得たいのであれば若いうちに監査法人の外に行くのは良いことだと思うけど、リーダーとして人をまとめたりプロジェクトを進めたりする力をつけるなら、監査法人でインチャージやマネジャーを経験した方がいいと言っていました。20代でリーダーとしてバリバリに働かせてもらえるのは監査法人くらいだから、事業会社でも人をまとめるようなポジションに付きたいのであればそういった経験は後々絶対に役に立つそうです。
現在マザーズ上場の一般事業会社で、経理部長をしている者です。約5年前に四大監査法人から辞めて今の会社に転職しました。
転職のタイミングですが、正解なんかはないです。その時その時の状況や、個人の能力や年齢など色々な要素が絡み合うので、このタイミングがベスト、というようなものはないです。そもそも転職が正解かどうかも人によって異なります。
そういった前提はありますが、監査法人の経験を活かして事業会社で活躍したいということであれば、少なくとも上場企業のインチャージ(主査)を経験してからの方がいいと思います。それも、できれば2社は経験しておくと自分の知識や経験に自信が持てます。
事業会社に転職すると、他の会社がどうなっているのかという他社事例の情報はかなり貴重です。インチャージを経験していれば、担当クライアントのことは一通り自分の知識や経験になるので、それは事業会社に転職した時それらは重宝されるはずです。
色々な会社を知ることができるのは監査法人で経験を積むことのメリットだと思いますので、そのメリット十分得てから転職を決断することは悪くない判断だと個人的には思っています。