病棟勤務の看護師ですが、介護業界で看護師の資格を活かして働きたいなと思って、転職を考えています。
そこで求人を見ていたら、訪問入浴看護師の募集があり、日勤だけだし、給料も割と高くて、良いかなと思いました。比較的業務内容も楽だという話も聞きました。
でも、詳しい内容が分かりません。バイタルを測って・・・入浴介助もするんですか?医療処置もあるのでしょうか?
実際に働いている人が周りにいないので、訪問入浴介護の看護師業務について、経験者の方に聞きたいです。
ちなみに私は20代後半の女で、腰痛持ちではないです。
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訪問入浴介護に転職を考えている看護師です。仕事内容は?30view
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回答
7件の回答
訪問入浴の看護師です。はじめは私も楽だと考えて入りましたよ。訪問入浴は時間も決められていて、拘束もないし、気持ち的にも楽なのではないか、病院に比べて残業もないだろうなんて気持ちでした。
でも苦労は沢山ありました。いろんなお宅がありますから。どんな条件のお宅でも決められた時間内で入浴させなくてはなりません。どんな病気でも入浴をさせなくてはなりません。介護士とまわりますから、看護師は自分だけです。ときには自分の判断に委ねられます。吸引や褥瘡の処置も出来るのは看護師だけです。ある程度の知識がないと安易にできませんよ。バイタルサイン測定も入浴前後に行いますが、何かあれば出来ないこともあります。報告などで残業することもあります。決して楽だからって理由ではいかないほうがいいと思います。
メリットはそんな中でも時間のめどは付くことですね。予定は立てやすいです。緊急で入浴来てって呼ばれることはめったにありませんので病院の交代勤務よりは楽かもしれませんね。
友達が訪問入浴の看護師をしています。話を聞いていると全然楽そうに見えませんでしたよ。真夏にエアコンのないお宅での入浴介助はサウナ状態ですし、状態が悪いかたの入浴を看護師が自分一人という責任もあるのが負担みたいです。判断を自分でしたり時には訪問看護が入っていれば別ですが他のサービスの介入がない人ですと、結構大変らしいです。車での移動もあるので自分の体調もベストにしておかないと周りに迷惑がかかります。トイレなども自分の好きな時に?いけなくなるようで苦労するようですよ。
メリットといえば、聞いた立場として魅力を感じたのは、ナースコールに振り回されないことです。一人の患者さんとだけ向き合える時間が約束されているっていいなと思いましたよ。その間は他の人に呼び止められるってことはないんですもんね。一つの仕事に集中しやすいのではないかと思います。
訪問入浴の看護師は医療処置はほとんどありません。その会社によっても違うとは思いますが、吸引や摘便もやりません。点滴の抜き差しもありません。訪問看護との分担がきっちりしています。ただし、緊急時は違います。命に関わりますから、その時はもちろんOKです。
多い処置としては、軟膏塗布ですね。あとは褥瘡のある利用者さんも多いので、医師の指示のもと処置を行います。入浴後なので、しっかりきれいにして褥瘡の処置をすることは医師やケアマネジャーからも求められるポイントです。
初めは不安かもしれませんが、一緒に仕事をする介護職員さんがきっとサポートしてくれますよ!迷ったり分からないことがあったら、一人で抱え込まずに相談してみてください。
あとはそのお宅によってもやり方が違うので、ご家族に確認をしながらやるといいと思います。
病院と違って、在宅では利用者さんが「お客様」なので、初めは戸惑うかもしれません。けれど、とても感謝されるお仕事なので、やりがいは十分に感じられると思います。
主な業務内容はバイタル測定と、体調確認をして入浴できるかどうかの判断をすることです。バイタルだけでは見えない、気分が悪くないかとか、どこか痛いところがないかとか、そういうことも含めて確認します。
バイタルの値が良くても、気分が悪かったら入浴を中止する場合もあります。それは、ご本人やご家族と相談して決めます。
中には、ご本人が「今日はお風呂に入るのをやめたい」と言っているのに、今日どうしても入浴させてほしい!と強く希望されるご家族もいます。そういう時は、長湯にならないようにとか配慮しながら介助をしていきます。
ただ、訪問入浴って、一応介護員との仕事は分担されていますが、ナースが着脱の介助をするし、時には移乗の介助もするので、「ナースとして医療だけやりたい!私は介護職員とは違う!」という変にプライドの高いナースには向かないですね。
以前一緒に働いていたナースで、そういう人がいましたよ。入社してまもなく辞めましたが。
訪問入浴は、だいたい3人1チームで、1人のナースと2人の介護員でお宅を訪問します。入浴介助は基本3人で行います。
訪問入浴って、意外と残業あるかもしれないよ。夕方とか、道路状況が混雑してくると移動に時間がかかるし、結構移動距離も長いところがある。市外に行く時とかもあるし。
行程も、利用者さんの都合に合わせなきゃいけない部分もあって、効率的に組めてなかったりするし、こだわりの強い人のところだと1件で1時間以上かかったりするし。
時間通りに帰りたいなら、あまりおすすめできる仕事じゃないかなと。
体力的にも大変なのはもちろん印象通りですが、意外に精神的にも大変です。
介護者さんが在宅でずっとお世話されているので、更衣にしても処置にしても、かなりこだわりややり方が偏っています。
看護師は基本とは違うなと思ってもそれに従わなければいけないし、一挙手一投足を間近で見られるので、結構プレッシャーもかかります。
小児のALSだったり、脊髄損傷だったり、結構シビアな状態の方も多いので、神経使います。
普通の職場なら、オペレーターさんやヘルパーさんが気を遣って情報提供してくれたり、フォローしてくれたりするのでそんなに不安ばかりでもないですが、通常の介護の現場とはちょっと違うと思ったほうが良いかもしれませんね。
訪問入浴看護師は、何回かバイトで入りましたが、夏場は大変ですね。もちろん、浴中は暑いですし、車での移動も暑いし、地獄です。冬場は逆にちょうどいいぐらいかな。
1日に6~8件くらい回りますが、時間がないと車の中で食事したり記録書いたりするので、車酔いがあるようでしたら、あまりおすすめできないです。
会社にもよりますが、抱えはヘルパーさんとオペレーターさんがやってくれたり、ナースもやらなきゃいけなかったり、その時の状況によって違います。抱えが少なければ体力的にも負担は少ないかなと思います。看護師はバイタルや簡単な胃瘻や褥瘡の処置くらいですが、入浴中も洗ってあげたりしなきゃいけなくて、それが会社によって独自のやり方があってきめ細かいので、そこが意外と覚えるまで大変かも。