私は現在病棟勤務ですが、以前から在宅での看護にとても興味を持っていて、訪問看護師に転職をしたいと考えています。しかし、訪問看護師にもいろいろな職場があると耳にしたことはあるのですが、詳しい内容は分かりません。
実際に訪問看護師として働いたことのある看護師の方で、転職に失敗をしないようにする注意点を教えてほしいです。また、病棟からの転職で収入面でのアドバイスもお聞きしたいです。よろしくお願いいたします。
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訪問看護師への転職で失敗しないための注意点34view
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4件の回答
訪問看護師として働きたいのであれば、訪問看護師になってどのような仕事をしたいのかを明確にすることがとても大事になってきます。
私は、訪問看護師であっても、看護師として働くことが出来ると思っていました。
しかし、実際に働いてみると、利用者さんの健康状態を把握する感じで、採血や点滴を行うことが全くなくて、自分は本当に看護師なのかな?と感じる毎日であり、看護師としての遣り甲斐を感じることが出来ませんでした。
自分に合うのはどのような看護であるのかを知っていると、訪問看護師としても楽しく働くことが出来ると思うので、その部分を意識することはとても大切になってきます。
どのようにして働きたいのかをきちんと知っておくようにしてみて下さい。
そうすればきっと、訪問看護師としても遣り甲斐を感じることが出来ると思います。
看護師は、いろいろな場面で働くことが出来るので、頑張ってください。
現在訪問看護ステーションを運営しているものです。
注意点といいますと、思考を変えなければならないことです。病院勤務では、患者様の最終目標としては、退院すること。在宅にあたっては、退院後可能な限り在宅生活で自身のQOLの向上、維持ができることです。その目標に向かって、訪問看護師は利用者様をサポートしなければなりません。この考えに転換しなければならないでしょう。
収入面に関してですが、訪問看護の給与形態として、月給制、月給制はさておき、歩合とは1軒訪問看護したら○○円というような訪問単位毎の報酬です。歩合は必ずしも多く入れるとは限りません。全国的に見ても、医療保険での訪問看護より、介護保険での訪問看護多いのが現状です。介護保険は、その利用者の担当ケアマネが訪問日を決めます。ステーションごとで訪問スケジュールに則り、また、在宅間の移動時間も考慮すると、一般的なステーションであると一日5~6件の訪問が現実と言えるでしょう。
また病院と違い夜勤がなく、24時間対応加算を取っている施設はほとんどオンコール対応です。オンコール手当もステーションによりまちまちですので、参考までにお読みください。
精神科、内科病棟勤務後、訪問看護の管理者をしているものです。
まず、病棟と在宅の違いに関してですが、病棟で行うケアの同等レベルのケアが、在宅で要求されるということです。さらにそれを一人でこなさなければいけません。言うなれば、訪問した時の状況を一人でアセスメントし、在宅にある物品で対処する観察力、判断力が十分にある方が適しています。病棟で置き換えるなら、どんな状況でも状況判断することができ、優先順位から行動できるスタッフというわけです。
また、在宅だともちろん病院ほどのハード面は整っておらず、例えば点滴や経管栄養に用いる支柱台は、経済的に問題がある家庭では、使わないハンガーを曲げ伸ばしして吊るすようにし代用することがあります。このような頭を使い工夫できるような方は尚良いかと思います。
収入面ですが、各ステーションに千差万別ということが言えるでしょう。ただ、法人病院の併設ステーションよりは、株式会社、有限会社として運営しているステーションの方が多少良いかと思われます。その理由として、病院併設ステーション、株式、有限会社ステーションが同じ利益を得ていたとしても、病院併設のステーションであれば法人として雇われているスタッフの人件費に影響しかねます。その反面、株式、有限会社のステーションでは、そのような心配はなく済みます。
私も、訪問看護師に転職を希望した時は内容など全く知らなかったので、多くの点で失敗をしてしまったと感じています。
その1つは、「訪問看護師は楽」と言った概念を持っていたらとても後悔をすると言うことです。
私も病棟で勤務をしていたのですが、育児休業を取得して仕事復帰を行うときに、夜勤がない訪問看護師をすすめられました。その時は、訪問看護師は夜勤もなくて土日祝が休みと聞いていたので、とても働きやすい環境である!と感じて、復帰は訪問看護師で行うことを来ました。
しかし、働いたときに初めて緊急時の対応があることを聞かされました。
本当に1度もそんなこと聞いていなかったので、驚きました。
子供もまだ小さいので、急に家を空けることが出来ないので、緊急時の対応は出来ないことを伝えたのですが、聞き入れてもらえませんでした。緊急時の対応のことを知っていたら復帰は訪問看護師で働かなかったのにと感じました。どのような対応があるのかを事前にしっかりと確認することがとても必要ですよ。