子育て中に保育士資格を取得。子どもの手がある程度離れたので、ベビーシッター会社に登録をしてベビーシッターとして働いて3年になります。小さな子どもと関われるベビーシッターの仕事はとても楽しく、充実しています。
その中で、イベント時に複数の子どもを複数のベビーシッターでお世話をする、集団保育の経験もしました。1対1での関わりとは違い、子ども同士の関わりが見られたり、他のベビーシッターと関わることができたりと、1対1の保育とは違った魅力を感じました。
ベビーシッターも充実していますが、保育士として大勢の子ども達と関わってみたいという思いが強くなり、ベビーシッターから保育士への転職を考えています。
保育士経験はないのですが、働くことは可能でしょうか?保育士として働く時のベビーシッターとは違う注意点などを教えてください。
質問
ベビーシッターから保育士への転職、注意すべき点は?13view
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回答
3件の回答
保育士経験がなくても保育士として働くことは可能です。ベビーシッターとしての経験はもちろんですが、子育て経験がある保育士は現場では貴重な存在だからです。
私は保育士として働いて4年になるのですが、子育て経験のあるパート保育士から教わることがたくさんあります。赤ちゃんのあやし方が上手だったり保護者の気持ちが良く分かっていたり…。やはり子育て経験者は違うなぁと思うことが多々あります。
しかし1つ注意してほしいことが、自分の子育てを保護者に押し付けないことです。ベビーシッターをされているのでよくわかっているとは思いますが、昔と今とでは子育ての当たり前が違います。また保護者によっても子育ての考え方は違います。
経験を伝えてあげたいと思うばかりに、押し付けになってしまわないように気を付けてくださいね。
保育士からベビーシッター、そして再度保育士に転職しました。現在働いている保育園では3年目になります。
私が感じたベビーシッターと保育士との違いは、保育士は子どもとの関わり以外に必要な仕事が多いということです。
ベビーシッターは、基本的にはお客様の自宅にお伺いしてお子様のお世話をしますので、お客様宅の物を使わせてもらって保育をします。食事の片づけやお子様と遊んだおもちゃの片づけ、その日に過ごした様子をお客様に伝えるための報告書の記入はしますが、それ以外の時間は全てお子様との関わりになりますよね。
保育士の場合は違います。掃除やおもちゃの選定などの環境設定。職員会議に連絡帳の記入。週案、月案、お便り作成などの事務仕事。行事の計画、実行。など子どもとの関わり以外の仕事が盛りだくさんです。パートとして働く場合には、事務仕事や職員会議への参加などの仕事はない場合が多いですが、その分掃除などの環境整備が多くなります。
ベビーシッターの集団保育を想像していると、保育士の仕事とのギャップに驚かれるかもしれませんね。
そのたくさんの仕事の中でも、子どもとの関わりを1番に考えることが保育士としての仕事の注意点です。多くの仕事がある中で、慣れないうちは特に、子どもとの関わり以外の仕事を優先してしまう人が少なくないからです。
ベビーシッターとして1対1で子どもと関わってきた経験は、保育園でも子どもとの丁寧な関わりに活かせます。子どもの話は何をおいても集中して聞くことを、日々の保育の中では心掛けています。
質問者様とは反対で、7年の保育士経験を経てベビーシッターに転職、現在ベビーシッターとして働いています。
保育士とベビーシッターとの違いは、なんと言っても子どもの人数です。
ベビーシッターは1対1でゆったりと子どものお世話をしますので、怪我を起こりそうな時にもすぐに止めることができますよね。集団保育のイベントも、子どもは多いですがベビーシッターの人数も多く充実しています。
一方保育士は、毎日大勢の子ども達を少数の保育士で保育をします。0歳児は子ども3人につき保育士1人。1、2歳児は6対1です。その子ども達に常に目を配り、怪我を防ぎながら保育をする必要があるのです。
私がベビーシッターに転職して初めに感じたことは、こんなにも手厚い保育ができるなんて幸せということでした。保育士時代にはやりたくてもできなかった、ゆっくりと子どもを膝に抱いて絵本を読むことができる環境は私にとって魅力的だったのです。
しかし、保育士ならではの魅力ももちろんあります。子ども達にとって保育園は第2の家。保育士はお父さん、お母さんの次に大好きな大人になれるのです。毎日「せんせい~」と言って抱きついてきてくれる子ども達は本当に可愛く、1年をかけて成長を見守れる喜びもありました。
保育士として働く時の注意点は、大勢の子どもに常に目を配り安全に過ごせる環境を整えること。保育士は背中にも目があるなんてよく言います。
そして集団という大勢の子ども達の保育の中でも、1人ひとりの子どもに目をかけ、じっくりと関わる時間を捻出することだと思います。
ベビーシッターとはまた違った魅力がありますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。