認可保育園で正規職員として働いている保育士です。今の園では新卒から働き始めました。
私の所属する保育園は系列園が3園ほどあり、法人全体の規模が年々大きくなり、この春から系列園へ異動になりました。園の方針などは同じですが、やはりその園その園によって周囲の地域性や雰囲気は異なり、次第に雰囲気になじめられていないように感じていました。
いつしか大好きだった保育の仕事に疲労感だけを感じるようになってしまい、職員との人間関係も深めていけなくなってしましました。
今は毎朝出勤することが苦痛になってしまい、無責任かもしれませんが年度途中ではありますが退職を考えています。年度途中でも円満退職できる方法を教えていただけませんか?
質問
保育士ですが年度途中でも辞められる理由ってありますか?40view
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回答
2件の回答
パート保育士です。
私が以前勤めていた保育園は園長が初代から二代目に変わったことによりこれまでの保育方針や内容、職員体制が大きく変更され、園全体が大変混乱し、「保育が嫌いになったわけじゃないけどここでは(勤めていた園では)続けられない。」という思いから、とても悩みましたが年度途中で退職する決心をしました。
それからはどの理由なら退職を受け入れてもらえるかを検討し、思いついたのが、
「結婚をきめた婚約者がいるがその相手が来月に海外勤務となり、長期間を有する滞在勤務のため結婚する時期が早まったため退職を希望します。」とし、同時に「退職届」(知人に聞くと「退職願」では事業主に受理されないと退職できない場合もあるため確実に辞められる手段として「退職届」を書きました)も添えて提出しました。
半分は嘘になってしまいますが、結婚を控えていることは前年度に少し初代の園長先生にはお話をしていたので、クラス担任も単数担任ではなく複数担任にしていただくといった配慮をしていただいていたこともあって、年度途中の退職には自分が辞めた後のことを考えると多くの職員や子どもたち、保護者にご迷惑をおかけするといった罪悪感はありましたが、「結婚」「海外勤務」といった理由なら受理せざるを得ないだろうとの考えでこのような形で退職することにしました。
私は保育士が働くために一つの保育園を選ぼうとするときの基準に「園の方針」があると思います。保護者が「園の方針」を見て入園を検討するように。
その園の「看板」でもある「方針」が園長交代によってアッサリ変わってしまうのは疑問に思います。「方針」に魅力を感じ、就職したのに「方針」の方向性が全く違ってしまっては何を基準に今後の保育を考えていけばいいのか?
私は保育の仕事を探す際の基準として今後も「園の方針」を軸に就職活動していきたいと思っています。
なによりも保育士は笑顔で子どもたちや保護者に寄り添うことが一番の使命だと思っています。
また、保育士も労働者です。その労働に対し、安心して働ける場を設けるのが経営者、事業主だと思います。
保育士にとって「年度途中で退職する」ことは影響が大きすぎるので本当はあってはいけないことだと思います。しかし、本来の笑顔で子どもたちに向き合えなければその中心にいる子どもたちはもっと不安を感じ、保育園という場が「安心できる場」ではなくなってしまいます。
自分の「保育観」だけを主張するのは違うと思いますが、転職を考える基準として自分が保育を行う上で「一番大切にしていること」の軸はブレてはいけないと思います。たとえ、その軸がブレていることに気が付いた時が「年度の途中」であっても保育をするものとして恥ずかしくないことだと思います。
相談者さんが堂々と活躍できる新たな園に出会えるといいですね。
お辛い思いをされているようですね。私は実際に年度内でしたが退職した経験者です。
系列園への異動。確かに系列園がある大きな法人は長く続けているとそれぞれの園のバランスをとるためによくあるようです。私もそのうちの一人でご相談者さんと同じケースです。私の場合は新たな園が系列園で開園するため異動をしました。
働く環境が変わると誰だって緊張や不安からストレスが溜まったりすると思います。
私の年度途中の退職理由は
「遠方に住んでいる自分の母親が倒れてしまい、介護するものが近くにおらず、緊急性があるため退職をしたい。」
としました。
この理由は心が痛みましたが、自分の心身の健康を維持するために仕方がない、割り切る、と自分に言い利かせ、勇気をもって当時の園長先生にお話をしました。
話始めたときは大変驚かれていましたが、事情が事情なだけに困惑されていましたが、なんとか退職に応じてくだいました。
嘘はいけないですが、保育士は心身ともに健康でなければ目の前の子どもたちに向き合うことはできません。
そして自分に正直出なければいけません。
多くの方にご迷惑をおかけしたと思いますが、在籍したまま来たり来なかったりの方がさらに現場に迷惑をかけてしまうなら一層のこと退職したほうがいいと思いこの方法を選びました。
そして、この罪悪感は次に巡り会える保育現場で一生懸命保育することで埋めることにしました。
ご相談者さんも心が疲れきってしまわないよう次へのステップが踏めるといいですね。