飛行機が好きで、少しでも飛行機に関わる仕事がしたいと探していたところ、グランドハンドリングという職を見つけました。
調べたところによると、飛行機に荷物の搭降載をする仕事ということで、飛行機の側で働きたいという私の希望にピッタリです。
そこで、グランドハンドリングの詳しい仕事内容を知りたいので教えて下さい。お願いします!
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グランドハンドリングの仕事を詳しく知りたい!18view
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空港はたくさんの人が働き、業種も飲食店からホテルまで、まさにオフィス街といっても過言ではありません。その中でも花形といえば、航空会社の地上職員、特に男性のあこがれと言えば、直接飛行機と触れあえる、グランドハンドリング職員ではないでしょうか。グランドハンドリングとは、飛行機を駐機場から移動させたり、貨物や手荷物を搭降載する専門の職業で、空港でしか見られない特殊な車両を操縦して巧みな技術でそれらの作業に当たります。では、空港についてから離陸するまで、どのように作業が行われているのかをご紹介しましょう。
まず、皆さんは飛行機に乗る際、手荷物を預ける人が多いでしょう。
チケットカウンターの脇にある受付で、皆さんの手荷物を航空会社の職員に預けます。この後、預かった手荷物は行き先別に「仕分け」されます。
預けたカウンターの奥、実はベルトコンベアになっているのを見たことがあるのではないでしょうか。このベルトコンベアの先はもう飛行機と目と鼻の先。手荷物仕分場になっています。この手荷物仕分場、約7カ所あり、大まかに北海道、東北・・・等々大まかに分かれています。ベルトコンベアは非常に優秀で、手荷物につけたバーコードを読み取り、ある程度は行き先を絞ってくれます。もちろん、機械なのでバーコードがねじれていたり汚れたりしていると間違った仕分場に行ってしまうことも多々あります。
該当する地方の手荷物仕分場に到着した荷物は、今度は人間のチカラでコンテナに搭載されます。ここまで機械化してしまうと、破損したり、最終確認が出来ないことによって機械のミスをキャッチできない為です。約2×2メートルくらいのコンテナに、預かった手荷物を積み込み、飛行機まで運んでいきます。
ここまでがメイキングと呼ばれる部門。
一方、飛行機では到着早々様々な業務が行われています。
まず、飛行機が到着すると、お客様を降ろすための橋を接続します。これをパッセンジャー・ボーディング・ブリッジ(PBB)と呼び、これを操作するのもグランドハンドリング職員です。お客様を降ろしながらも、機体の反対側では荷物を下ろす作業がせわしなく行われます。前述のメイキングで仕立てたお客様の手荷物を返却しつつ、更に大量に運んできた航空貨物を下ろします。航空貨物や郵便物は、お客様の手荷物のあとに下ろされ、その量は手荷物の何倍にもなります。実際、貨物を降ろし終わった頃には新しい貨物が到着し、積み込んだと思ったら手荷物が到着。それも搭載が終わった途端飛行機が動き出す、ということが日常茶飯事です。
さらに、動き始めると行っても、駐機場から誘導路(飛行機が自走して滑走路まで行くための道)まで飛行機を「押す」業務もあります。貨客満載の飛行機を押すことの出来る専用の大出力車両で、飛行機を所定の場所まで牽引。飛行機が自分で動き始めたとき、手を振るのもグランドハンドリング職員。実はこの時がこの仕事で一番感動する瞬間です。
グランドハンドリング職員は普段、みなさんの目に触れることはありません。しかしながらここがちゃんと機能するお蔭で、お客様は安心して空の旅を楽しめると言っても過言ではないでしょう。
グランドハンドリング職員の主な仕事内容は以上となります。参考になれば幸いです。