携帯ショップに転職し、ゆくゆくは店長になるべく勤務したいと考えています。
私の目標とする携帯ショップ店長の仕事内容、一日の流れを教えていただけないでしょうか?
質問
携帯ショップ店長の仕事、一日の流れとは?568view
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回答
1件の回答
携帯電話販売店は所謂フランチャイズが大半なので、業務内容も会社独自の考え方ややり方で異なります。沢山の店舗を抱える大企業だと、業務内容も細かく割り当てが決められ、窓口スタッフは接客しかしないこともあるようです。
ですが、私の勤めていた2店舗のみの小さな会社ですと、通常裏方がするような作業もスタッフが分担して行っていました。
以下で、私が携帯販売店の店長として勤務していた時の1日の業務内容をご案内します。
まず朝一番で行われることは店長会議。社長やマネージャー、もう1店舗の店長も交えて現在出ている販売施策の確認や、会社として力を入れて売り出していく商品サービスの確認、売り出すための手法やイベントを決める、店舗内での問題や改善点の洗い出しなどを行います。その間他のスタッフは掃除をしてくれています。その後朝礼にて会議内容の共有。今日の売上目標の発表を行います。
お店がオープンしてからは、スタッフにはお客様の有無に関わらず、店頭に出てもらいます。接客はもちろんですが、お客様対応をしていない間は、店頭モックアップやデモ機の掃除、カタログやアクセサリの補充を行います。店内にお客様が全くいらっしゃらない場合は、新人スタッフのロープレを皆で見てあげたり、社内での資格試験に向けた勉強やロープレ、最新機種を実際に操作してみてお客様へのアピールポイントを探したりしています。毎日のように新しい施策やサービス、商品が出てくる業界なので、ほんの少しの空き時間でも主に勉強に時間を費やすことが多いです。
その間、店長はバックヤードでの作業があります。予約機種の入荷等お客様へのご連絡、機種やアクセサリの発注、ホームページの更新、店頭に貼り出すPOPの作成、施策をスタッフに周知するための社内資料の作成、数字管理など多岐にわたります。特に数字管理は大切な仕事です。本部からの目標に対する達成率で、店舗のランクが決まります。ランクによって本部からの支援金も変動しますし、店舗に配備される備品の数も増減、ランクが低いと特定の売れ筋商品を取り扱いできないペナルティが付く場合もあるので、管理を徹底し、スタッフに周知し、皆で協力して目標を達成するよう士気を上げていくことが最も重要且つ難しい業務内容であったと感じています。
閉店後はスタッフは店内の清掃と書類整理、店長は売上を専用ソフトに入力し、レジ金の精算を行い、1日が終了します。
また、私の住む地域は積雪も多いので、お客様用駐車場の雪かきもなかなかの重労働でした。夏の草むしりやゴミ拾い等、入社当初はこれが窓口スタッフの仕事なのか!?とげんなりした記憶がありますが、お客様に気持ちよくご来店いただくための大切な仕事です。
たまにクレーマーのお客様に「お前たちはただ椅子に座って冷暖房効いた部屋で接客するだけだから楽でいいよな」と言われることがありましたが、力仕事も男女関係なくやりますし、日々頭を使って勉強勉強、意外と大変なんだぞ!と心の中で反論していたこともあります。しかし、ただ接客しているだけではなく、日々変化がある責任のある仕事だからこそ、遣り甲斐はありました。それこそがこの仕事の魅力だと感じています。