ビル管理設備員の仕事内容を詳しく知りたいです62view

ビル管理設備員の仕事に興味があり、転職したいと思い始めていますが、設備員の詳しい仕事内容が分かりません。
具体的にどんな仕事をするのか教えていただけると参考になります!

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1件の回答

  1. zittyaku_rfk 2018/09/17 15:50

    常駐ビル管理における設備員は、空調設備・電気設備・消防設備・エレベーター設備・清掃管理・工事点検立会・日報作成・光熱費積算などが主な仕事になります。

    空調設備におけるビル空調管理で気をつけなければならない事は、熱過ぎず・寒すぎず1年を通して快適に過ごして頂ける空間を人々に提供する事です。快適な空調空間を作る=エネルギーの節約にも繋がりエコ活動になります。
    近年、セントラル空調(中央処理空調)から個別空調(テナント内)へと切替り空調温度が細かく設定できるように変化し快適な室内空間が容易に提供できるようになっています。

    電気設備における日常気をつけなければならない事は、キューピクル(受変電設備)の電圧・電流を測定し基準値内収まっているか確認する事が大切です。仮に多かったり少なかったり(許容範囲+-10%)すれば何かしらの異常が考えられますので至急、電気保安協会また電力会社へ連絡する必要が発生します。放っておけばビル全体の電気系統がマヒする可能性もありますので見過ごすことはできません。毎日点検する事によりそれらを防止・早期発見する事ができます。2ヶ月に1回保安協会からキューピクルの定期点検が実施されますので立会する義務も発生します。

    消防設備について気をつけなければならない事は、停電・災害時における消火設備や避難設備に関わる器具等が正常な状態に保たれているか毎日確認する必要があります。特に非常階段の照明や誘導灯は24時間点灯してるので球の消耗が激しく切れる事が多いです。これらの照明が非常時に点灯していないと災害が発生した時に正確に避難することが困難になり重大事故にもなりかねません。球が切れそうな予兆があれば即交換し非常事態にも万全な避難ができるように努めます。消火設備については半年に1回、消防設備会社が大規模な定期点検を実施しますので細かいことは全て任せます。また年1回避難訓練を実施しますのでテナントにも積極的に参加していただけるようにガイダンスするように心がけています。

    エレベータ設備について気をつけなければならない事は、移動から停止にかけて振動が大きくないか、また停止した時の段差が規定値以内であるかです。振動が大きければ不快感を示しますし、停止したとき段差が大きければ転倒する原因になり事故が起こりやすくなります。これらの現象が発見した場合はただちにエレベータ点検会社へ連絡し保守メンテナンスをしてもらい事故が起こらないように努めます。

    清掃について気をつけたい事は、毎日テナントから大量の可燃ごみ・不燃ごみ・産業廃棄物等がでますので決められた時間に清掃員とチームワークを組み速やかに衛生的な方法で搬出し保管(ゴミ置き場)する事が大切です。長時間ゴミ搬出に係るようだとビル内にニオイが充満してハエなど害虫がたかる原因になり不衛生になります。またトイレ掃除も1日1回必ず実施して清潔を保っています。

    工事立会について気をつけたい事は、故障した箇所のリニューアルや小修繕がどのような方法で施工されたか知る事です。この工事立会のデータをワードやエクセルを使用し報告書を作成します。作成した報告書は請負先(ビル占有者等)に提出し作業完了をします。

    日報作成は毎日おこない設備の点検記録を実施します。主に電圧・電流・ポンプ圧力・メータ検針などを記録していきますが、毎日記録する事により記録箇所の数値に異常が見られた場合は装置に不具合が発生してる原因が見つかるかもしれませんのでとても重要な作業です。また工事作業の記録やテナントの対応記録なども記載します。一目で解りやすく見せる日報を作る事がポイントです。

    光熱費算出についてはビル内の電気・ガス・水道などの料金を算出するデータを1ヵ月に1回まとめて算出し、テナントへ課金する準備をします。このデータを算出しビル管理請負先に提出して請求書を作成してもらいます。

    最後にテナントへの対応が1番気を使わなければならない項目です。ビルに関するテナントの要望や相談は設備員が対応し納得できる会話も必要になります。設備管理以上にテナントの対応にも気をつけて業務を遂行する事で信頼関係も築けて安心したビルオフィス環境を提供できます。
    ビル管理設備員の仕事内容は以上となります。これから転職をお考えの方の参考になればと思います。

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