電気工事士として建築現場で働く場合、どんな仕事を担当することになりますか?配線工事でしょうか?
詳しい仕事内容を教えて下さい!
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建築現場で働く電気工事士が担当する仕事とは?55view
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回答
1件の回答
建築現場の電気工事の仕事というのは、建物を建てる時にいろんな業者が入りますが、その中の電気工事を担当します。主に屋内での配線工事ですが、外にある電柱から受電するため、外での作業もしばしばあります。時には、配管を埋設するためスコップで土を掘ったりもします。かなり幅広いことをするため、技術と体力のいる仕事になります。
基本的に、最低でも第二種電気工事士の資格がいります。電気は一歩間違えば死亡事故にもつながるため、それなりの知識と責任が必要となります。建築現場の中でも、ほかの業種と比べ、かなり高いスキルを要求されます。
流れとしては、建築工事の掘削の段階から着工します。そこで埋設配管工事を行い、次にコンクリート打設前の土間・スラブ配管工事を行います。まずは線を引っ張るための準備段階です。それから内装工事が始まるとともに、屋内配線工事を行います。ほかの業者とのからみもあるため、建築工程に沿ったペースで工事を行います。そして最後の仕上げに、照明器具やコンセントなどの配線器具をつけていきます。ここまでやって、やっと完了です。一つの現場でも、建物が建つまでほとんどつきっきりで工事することになります。
住宅などの小さい現場はそうでもないですが、工場やビルなどの工事はかなりの仕事量になります。使う電気の量も多いため、それに応じて電線の太さも、変わっていきます。太い電線を引っ張るときは、かなりの重量なため、機械を使って引っ張ったりもしますが、大変な力仕事になります。電気工事の仕事をしている人は、中には女性のかたもいますが、ほとんどが男性の方です。
一番気を付けなければならないのが、高電圧を扱う工事の時です。ほとんどの場合が、6600Vという高い電圧扱うため、低圧とは違い特に注意が必要です。6600Vに感電すると、非常に高い確率で死亡にいたります。高電圧で受電し、低圧に変圧した後、屋内に引き込みます。高電圧を扱うには、第一種電気工事士の資格がいります。第一種電気工事士は第二種電気工事士を取得してから3年から5年の実務経験が必要です。人の命に関わる仕事なので当然ですね。
かなりのスキルを要求されますが、ほかの仕事と比べてそんなに給料も高くないです。建築関係の仕事全般に言えることですが、現場が遠かったりすると、かなり朝早くに出ないといけないため大変です。電気工事という仕事が本当に好きでないと、できない仕事でしょう。