システムエンジニアに向いていないと思うので転職したい46view

大手半導体を製造するメーカーに入社して2年が経ちます。地方国立大学の大学院を卒業し、システムエンジニアとして勤務しています。
配属先は出張の多い部署で、どちらかというと体育会系のノリで先輩や上司が仕事をしているので、上司や先輩が遅い時間まで仕事をしているので、後輩が先に帰宅するのはタブーという風潮があります。周囲からは個々のペースや仕事量に差があるので、それぞれ自分の仕事が終われば帰宅していいとは言われています。しかし、実際のところ、毎日定時に近い退社ばかりが続いていると、なんだか自分だけが楽な業務をしている風にさえ感じてしまい、情けなくなってきます。

今いる部署は出張が多い部署なのですが、私と言えば、これまではたまの出張があるくらいでした。まるでフロアの一部分が出張中の先輩方の空きデスクでいっぱいなのに、アシスタント業務の女性と、外注の専用プログラマーと留守番をしている感じです。しかし、そもそも先輩たちが長期出張に行ってしまっているので、先輩よりも先に帰宅してしまうといった後ろめたさはなくなりました。そのおかげで、同期との付き合いも心から楽しめる自分がいたのです。

ところが、そんな私にも、先日同じ部署の先輩から、近いうちに4、5年単位の長期で行われる業務が発表になること、その担当候補に名前が挙がっていることを聞かされました。ようやくデビューだな!と冷やかし半分ですが肩を叩かれ、頑張ろうなと言われましたが戸惑いました。出張業務がメインということは、いったい何時に帰れるのかな…また先輩よりも先に帰るなよという無言のプレッシャーがかかると思うと気が重くなりました。

正直、嬉しいというより、困惑の気持ちが強く、不安でいっぱいです。もし本当に担当候補として名前が挙がっているのであれば断りたい気持ちもあります。
部署の雰囲気が合わないのか、業務そのものが向いていないのか、とにかくしっくりこない毎日です。最近では出社さえも足が重く、日曜の夜と月曜の朝は本当に辛いです。

彼女は同じ部署の先輩です。配属されてから毎日のように声をかけられ、半ば強引に付き合うことになりました。最近では、彼女がアラサーなこともあり何かと結婚をちらつかされています。こんな精神状態なので、彼女からの結婚のことも気がつかないフリをして話をはぐらかしていますが、これももうじき限界が来そうです。

いろいろと、モヤモヤしているうちに新しいプロジェクトの立ち上げが発表になり、予想通りメンバーに名前が挙がっていました。まだ経験が少ないということで、責任の重いポジションではありません。単に、プロジェクトの一員レベルでした。しかし、担当となったグループのリーダーは厳しいことで有名な女性の先輩だったのです。余計に気が重くなりました。

しかし、業務が始まると噂とは全く違っていて物腰の優しい女性という印象でした。これなら、少し頑張れそうかな…と思っていた矢先、僕がしでかしました…。

簡単な3段階構成のシステム開発を3人で任され、私は2段階目を任されたのですが、1段階目で納期間際に仕様変更がありました。それに伴い、2段階目でも仕様変更に対応しなくてはならなかったのですが、納期に間に合わなくて、ラスト3段階目にデータが送れないという致命的なミスをしてしまいました。かなり上流部分でのシステム開発だったので、下流への影響はとても大きかったです。

今回は最初ということもあり、軽い注意で済みましたが、急な仕様変更はシステムエンジニアにとっては当たり前のことで臨機応変に対応できなければ困るといった言葉に「臨機応変には対応できないので前もって言って…」と素直に思ってしまいました。

正直、まだ始まったばかりの出張業務も過渡期になると男であれば泊まりもあると聞いています。
出張先での先輩との飲食でさえ気が抜けずに疲れる一方で、精神的な負担が大きいです。

不安ばかりでシステムエンジニアを辞めていっそ転職したいくらいです。こんな状況なので、結婚をそそのかされている彼女との結婚はとても考えられないです。30歳までには子どもを1人産んでおきたいといって人生設計を勝手に立てられても、子どもとか家族を養うとかほんと無理と叫びたい心境です。システムエンジニアから転職しようか真剣に悩んでいます。アドバイスをお願いしたいです。

今、置かれている状況
・システムエンジニアが向いていないと感じる
・チームプレーのような組織で働くのがきつい
・子どもの頃からとっさの対応が苦手
・彼女から結婚をちらつかされているが、家族を持つこと、家族を養う自信がない、自分自身のことで今は精一杯
・彼女と別れてもいい

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回答

1件の回答

  1. moriwake 2018/09/02 16:06

    10年程前にシステムエンジニアをしていまして、現在プロの家庭教師とフリーライターとして活動しています。システムエンジニアからの家庭教師へ、プロ家庭教師へ、そして平行して行っているフリーライターへの転職経験をお話しします。

    まず、システムエンジニアからの転職が成功している例を挙げてみます。
    ・転職前から常に転職を意識しながら仕事をしている
    ・縁だとか、タイミングを狙っている
    ・自分自身の市場価値をしっかり調査し、把握している
    ・システムエンジニア以外の転職であれば、これなら勝負できるという他人にはない『強み』を持っている

    次に、システムエンジニアからの転職が失敗している例を挙げてみます。
    ・組織にぶらさがっているだけでシステムエンジニアとしての努力をしなかった
    ・システムエンジニアとしての業務をしっかりやり遂げていない
    ・システムエンジニアが嫌だから、辛いから辞めるという逃げの気持ちがある

    一般的に、転職が上手くいく、上手くいかないという基準は個人の価値観の違いによりますが、転職そのものが上手くいくケースは、転職前の仕事をしっかりやり遂げているかに尽きると思います。厳しい言い方ですが、どこの世界でも同じです。世間で良く言われる「何をやらせてもダメだな…」この一言がまさに言い当てていると思います。

    男性のシステムエンジニア、特に入社して間もない男性が辞めていくのを何人も過去に見てきましたが、その後の仕事も苦労されているケースが多いです。

    特に共通するのはシステムエンジニアだったことを隠して転職するケースです。1度「逃げた」と思われてしまうとまた「逃げる」のではないかと思われ、転職も厳しい結果に終わるようです。

    私の場合、女性の退社理由としてよくある「妊娠」をきっかけに、システムエンジニアを退社しました。決して逃げたわけではありません。妊娠がわかるまでは月曜から水曜日は仙台、水曜日の夜移動して、木金は熊本で業務を行なうという生活を2年送っていました。

    子どもを幼稚園に預けるまでは自分で子どもの面倒を見ることが大切だと感じていたので妊娠がわかり、つわりが始まったころには退社を決意しました。とちらかというと仕方がなく退社したという気持ちが大きいです。
    その頃は出産や子育てのことで頭がいっぱいで転職はいずれ考えればいい、そんな気持ちでいました。

    実際に出産し、子育てが始まると、想像もしていなかった気持ちに襲われました。システムエンジニア時代には男性と肩を並べ、リーダーもこなしながら長期の出張業務もこなしていたので、一般的な女性よりも体力も気力も余っていったのかもしれません。

    また、子どもの頃から理系女子として男性と対等にやりあってきたこともあって、エンジニアである夫が出世することにも素直に喜べず、子どもとアニメを観ている自分に焦りすら感じるようになりました。そんな様子を察した夫から「何か少し始めたら…」そんな一言がきっかけでした。

    しかし「何か始めたら?」「はいそうですね」と言えるほど世の中は甘くないと考えていました。

    出産や子育てで社会からフェイドアウトしつつある人間が他の人に比べて「強み」と呼べるモノは、大学時代に、生業にしようとしてくらい極めていた数学しかありませんでした。

    1日2時間程度の仕事からスタートできる家庭教師であれば「少し何か始めたら…」に相当しそうでした。幸い、家庭教師としての資質は超えていたようで、試験なしで高校数学に指導を任されました。

    日中は子どもと公園で遊んだり、プールで泳いだりして、一緒にお昼寝をしてから、夕方2時間の家庭教師業でした。私にとっての社会復帰にはちょうどいい仕事時間でなかなか楽しい毎日で高校生と触れあえる貴重な2時間でした。まさに、数学を生業にすると思っていたものの、教育関係に携わることは想定していなかったので本当に新鮮な経験でした。

    その後は数学だけでなく、英語、物理、化学などさまざまな科目の指導もすることになり、2年でプロ家庭教師の資格をいただけるまでになりました。

    子育て中の私にとっては、家庭教師業は夕方が主な仕事時間なので、子どもと過ごす日中の時間が最優先にできる仕事であったので、ある意味家庭教師業は天職だったのかもしれません。

    気がつけば10年以上家庭教師業を続けています。子どもが小学校にあがった頃から日中の時間も仕事に割けるようになったので、フリーライターとしての活動も行っています。

    システムエンジニアとして企業に雇用されていましたが、今は家庭教師業とフリーライターとしてフリーランスで活動しています。フリーランスであるからこそ、子どもとの時間を最優先にできているので、学校の役員も仕事を休むことなくこなせます。何よりも子どものお稽古事や部活動の送り迎えも誰に遠慮することなくできるので子どももやりたいことに集中できています。

    システムエンジニアとして男性と肩を並べてしっかりとここまでやった、頑張れたと胸をはって言えるからからこそ、雇用されるメリットもデメリットもしっかり理解できています。だからこそ、フリーランスという私なりの転職の成功の形を手に入れられたと思っています。

    システムエンジニアに向いているのか、向いていないのかは、2年程度では図れないと思います。システムエンジニアを辞めることはいつでもできます。だから、ここまでやり遂げるという目標を立てて、その目標を達成してからも、システムエンジニアを辞めたい気持ちが強いのであれば辞めても構わないと思います。

    今の状態では転職しても行かないと思います。目の前にあることをしっかりこなすことに専念してみてください。そうすれば自然と、答えが見えてくると思います。

 

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