不動産仲介会社の営業に転職を考えている20代男性です。
部屋を探しているお客様にご希望に沿った部屋を提案するというイメージですが、その他どんな業務がありますか?
また、仕事を通して理想と現実のギャップを感じることはあるのでしょうか。転職の参考にしたいので教えてください。
質問
不動産仲介会社の営業は、どんな理想と現実がありますか?63view
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回答
1件の回答
不動産会社で約5年働いていました。
不動産会社の営業の仕事内容は、まずあh来店されたお客様へ希望に沿った賃貸物件を提案し、実際にお連れして内覧します。
気に入って頂けたら、申込みから契約、ご入居の手続きまで一括して行います。
パソコンでの書類作成もすべて営業が行います。
また、不動産広告媒体に1日延べ200件程の物件情報を掲載し、修正や更新・管理をしたり、専用のツールを使って物件の間取り図作成も行います。それを作成するにあたって、実際に物件まで行って採寸を行い、方眼紙に寸法をおとしてこなければならないものもあります。物件の外観、室内の写真、各設備などの写真撮影も同時に行います。
あわせて、店頭にいらしたお客様にお見せする紙の広告も作成しなければなりません。
他に、物件の空き状況などをオーナー様にお電話にてお伺いするのも日々のルーティンのひとつです。
繁忙期は1月~3月末までとなっており、1日に多い時で5,6組のお客様を対応します。
営業の仕事自体は初めてでしたが、不動産の知識がつくということと、CADを使って間取り図を作成するのでそのスキルが身につくこと、また数字さえとれていればOKという職種に魅力を感じ入社しました。社の雰囲気も明るく、先輩社員もやさしく丁寧に作業を教えてくれましたし、困ったときにはサポートもしてくれていました。
ノルマ無しで、勤務時間も定時、週休2日制、インセンティブは無く基本給のみではありましたが、何より定時で帰れるのであればこんなにいい仕事はないなと思っていました。
しかし、やはり現実は甘くなかったです。
仕事については先述しましたが、覚えてしまえばやることはそこまで難しい作業ではなく、試用期間中にほぼすべてできるようにはなります。が、時間が足りないのです。定時とは言うものの、前述の作業は終わらせて帰らなければなりません。お客様の対応もしながら作業をこなし、かつ、物件情報の作成のために外回りをする必要があるので、定時で帰れたことは一度もありませんでした。繁忙期でなくても明らかに時間が足りず、毎日終電前まで作業をしていました。残業は強制ではなかったのですが、残業しないと次の日の作業が多くなるだけでしたので、必然的にしなければならない状況でした。
終電で帰れるだけまだいいのかな、などと思いながら続けていましたが、それは入社当初の理想とは大きくかけ離れたものでした。挙句には、休みの日にも駆り出されたり、出社しなければならない雰囲気や圧をかけられたりと、よっぽど精神が強くないと続けていけない仕事だと思います。
結果、体も壊してしまったので続けていくことができず辞職しました。
仕事自体はとてもやりがいもありますし、楽しいと思える瞬間もありました。1日の中で拘束される時間がもう少し減るのであれば素敵な仕事だと言えます。