工業高校を卒業後、大手半導体メーカーに入社して8年が経ちます。独身の女です。
当初システムエンジニアとしての勤務を強く希望したわけではありませんが、配属が本社の情報システム部となり、社内のシステムエンジニアとして働いています。
2年前に社内のシステム変更プロジェクトが発足し、多数あるグルーム会社のシステム変更のグループリーダーを任されています。複数の会社が合同で行うプロジェクトなのですが、人見知りのせいか、他の会社の人たちと関わることに多少苦痛を感じています。しかし、一種の婚活だと考えて、プロジェクトに参加しています。
仕事と婚活を一緒にするなと言われそうですが、年齢は26歳ですが、男性の友達がほとんどいないのです。しかも、入社8年目ともなると会社ではベテランの扱いとなり新入社員と一緒にプライベートな時間を遊ぶとかも、後輩からはあり得ない状況のようです。
学生時代から付き合いのある女友達もみんな結婚してしまって、早い人は3人の子どもの母親として毎日忙しくしている人さえいます。私は…といえば、いつも決まった同僚と職場で顔を合わせ、時間になって帰宅する毎日です。
仕事が辛いわけでは決してないのですが、このままシステムエンジニアを続けていいのかと思い始め、システムエンジニアにこだわると先に進めないので、いっそのことシステムエンジニアを辞めようかと考えることもあります。
基本業務はプログラマーとして内勤作業です。朝8時に出社し、夜は8時近くの退社生活で、ほぼ一日中プログラミング作業をしているため、デスクから移動することも少ないです。だから、顔を合わせる同僚もほぼ限られているので毎日変化のない生活を送っています。
繁忙期は帰宅が深夜になることが多く、入社2年目の夏はほぼ朝8時出社、夜11時帰宅、土日も出社が続きました。出社した日の日中は外に出ることがないので、太陽を窓越しにしか見ていません。クーラーの効いた室内にいたため、猛暑?という状態の年でした。
いつまでこの仕事をするのだろう…?と思っていた矢先の異動辞令があり、変化の多い出張生活のある業務へと変わりました。少しだけ「出会いが期待できる」プロジェクトだなぁと淡い期待もありました。
しかし、プロジェクトに協力してくれる他の会社のシステムエンジニアはほぼ既婚者で退職金の前借りで自宅を建てたという人ばかり。結婚相手としての希望も全くもてない現実でした。
当初は社会人になって25歳くらいに結婚して、寿退社をイメージしていたのですが、今の状況では全く先が見えません。週末も遊ぶ相手がいないので、貯金は驚くほど貯まっています。
趣味もないので、これといったお金の使い道もなく、毎年お金を消費する目的で1人海外旅行に行っています。この時に上司に提出する休暇申請の理由にも「海外旅行か…凄いね」と言われます。しかし、結婚できない女への嫌みとしかとれなくなってきています。
同僚に男性を紹介して…と頼み、紹介された人と食事に行っても、その食事だけで、その後連絡がこないので恋愛へと発展したケースもありません。平日は仕事が忙しく、週末は遊び相手がいないので自宅に引きこもる生活が続き、気が付いたらあっという間に30歳目前になっています。
女性らしいこともしないまま月日が経って気づいたら40歳目前となりそうで少し怖い気もしていて焦っています。
28歳独身、恋人なしです。恋人と呼べる人がいたことがあったのか?と自問自答するような有様です。いずれ結婚して子どもも欲しいです。子ども1人ではかわいそうなので、2人以上は産みたいので、そろそろ結婚をして準備しなくては!とも思っています。
また、仕事では責任のある立場を任されたこともあり、簡単に結論が出せずに困っています。どうかアドバイスをいただきたいです。
できたら、実際に女性のシステムエンジニアとして激務をこなしつつ、システムエンジニアを辞めた経験をしている方からのアドバイスがいただけると助かります。
結婚と仕事を天秤にかけるな!とか、結婚を理由に仕事辞めたいのだろ!といった厳しい言葉はメンタルが弱くなっているので今は受け入れられません。わがままですが、その辺の配慮をしていただきたいです。
現在の状況をまとめます。
・仕事が辛いからシステムエンジニアを辞めたいわけではない
・長期出張で行う業務がメインのグループに配属されている
(出張を断ることは異動を意味します)
・出張生活なため、プライベートの時間はほぼゼロ
(平日はビジネスホテルと外食生活、休日出勤もあり)
・結婚をしたいが付き合っている彼氏もいない
・婚活したいがプライベートな時間がない
・仕事仲間はほぼ結婚しているか、コミュニケーションがとれない男性、部下ばかりなので結婚相手としては考えられない
ご意見のほど、よろしくお願いいたします。
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10年程前にシステムエンジニアをしていまして、現在は塾講師として活動しています。
システムエンジニアを辞めた経験者から、システムエンジニアになるきっかけから、辞めようと思った経緯、実際に辞めた経験を語っていきたいと思います。参考になると幸いです。
<システムエンジニアになるきっかけ>
小さい頃から数字に強く、中高と数学に強い興味があり、大学でも純粋数学を学ぶべく数学科に在籍し、そのまま大学院で数学を極める予定でした。
しかし、両親の強い希望から就職をしました。ところが、数学以外のことには全くと言って良いほど興味も関心もなかったので、システムエンジニアという仕事もあまり知らない状態での入社となりました。
<システムエンジニア時代>
先輩からもどんなに頭がよくても、どんなに学歴がよくても、システムエンジニアになれるかどうか、システムエンジニアに向いているかどうかもわからない、1年やってみて目が出ないのなら給料泥棒だから、とっとと辞めてふさわしい場所に戻ってくれ!という手厳しい歓迎もありました。
しかし、先輩の思惑とは異なり、システムエンジニアとして一歩を踏み出せたのです。私自身、楽しいととことんハマる性格なので、1年目はプログラマーとしての仕事は楽しくできました。ただし、今振り返ってみると仕事に夢中になるがあまり自分の時間がほとんどない生活でした。
1年半程度の内勤プログラマー生活が続き、少し飽きがきて嫌気が差し掛かった頃、システムエンジにとしての出張生活が始まりました。結果としてその後、3年程度の出張生活を経験しました。
<システムエンジニア時代の状況>
・入社2年半から3年間はほぼ毎週月金移動の国内出張に従事していた
・長期出張プロジェクトではプロジェクト内のチームリーダーを任されていた
・平日は地方グループ会社のシステム開発業務(勤務時間は朝8時半から夜11時程度)休日出勤も不規則的にあった
・100人程度の出張部隊でその内、女性は3から4人所属していた
・2年程度付き合っていたエンジニアの恋人あり
・将来的に不妊治療が必要となる持病があった
仕事が楽しく、やりがいもあったので、仕事が嫌で辞めたいという気持ちはほとんどありませんでした。ただ、出張生活ではホテル宿泊とコンビニ通いが続き、このまま先の見えない出張生活をしていていいのかを迷うときもありました。しかし、基本的には給料の面でも恵まれ、上司からの評価も高かったので特に不満もありませんでした。
辞めることになったきっかけは、一緒に出張していた1つ上の先輩の一言でした。
先輩は仕事が楽しくなかった、職場の人間関係がうまくいかなかった、プライベートも充実していなかった、など悩みがいろいろとあったようでした。そして、同じような生活をしている私に当時付き合っている人がいると知ると「このままだと私、婚期を逃しそう…」何気ない一言をつぶやかれました。
私は仕事もプライベートも充実していたからこそ時間の経過が速すぎる…そう初めて思うようになり、子どもは産んでおきたいなぁ…とも思い始めました。付き合っていた彼は心が広く、結婚してからも今の生活でも構わないと言う言葉に甘えました。また、私の病気のことも知っていて付き合っていたので、2人で不妊治療を行なう覚悟で結婚の約束をしました。
結果的には結婚前に自然妊娠で奇跡的に子どもを授かったので、不妊治療の必要はなくなったのですが、つわりがひどく休職を余儀なくされました。
会社側では、退社ではなく休職していずれ復職して欲しいと告げられたのですが、
・出産後に子どもの面倒を見てくれる身内が近くにいなかったこと
・子どもを幼稚園に預けるまでの間休職してしまうとシステムエンジにとしてはついて行けなくなると感じたこと
・主治医から子どもは後にも先にも妊娠した子ども1人しか望めないと言われたこと
などから、夫となる当時の恋人とも相談して退社を決心しました。
退社して今思うことは、結婚する、母親になるにもタイミングがあるのだと思います。私は仕事を十分にやりきったからこそ、今度は妻として、そして母親としての生活に専念しようと素直に思えました。
相談者さまと違って、私は子どもが欲しいとは思っても結婚願望が全くなかったので、当時それを知っている夫に聞いてみました。
・結婚する気のない、なかなか会えない彼女ではなくて、結婚願望のある、いつも近くにいる女性と付き合おうとしなかったのか?
・先の見えない仕事をしている彼女に仕事を辞めて欲しいと思わなかったのか?
男性にもさまざまなタイプがいるので、全ての男性に当てはまるとは限りませんが多くの男性が思っていることは女性からみると想定外の答えでした。
・何かに夢中になれる女性に家庭を任せたい
・結婚にしがみつかれると男としてはきつい
・結婚が目的の女性は男性からみるとわかる
つまり、結婚したい、結婚して会社も辞めたいという雰囲気は、どんなにうまく隠せていると思っても男性には悟られやすいようです。
特に、30歳近くになった女性というだけでも「付き合う=結婚が前提」となるので男性から見れば責任を重く感じるため、簡単に声をかけられないと思われています。そこへ結婚したいという焦りがあることが伝われば男性はますます遠のくばかりです。そういう意味では、今仕事を辞めても何の解決にもならないと思います。
結婚相手がいない、婚期を逃す…と焦るまえに「今はまだ結婚のタイミングではないらしい、しばらく仕事を頑張っておこう!」くらいのゆったりとした気持ちでいることが大切です。
そうしているうちに、年下のかっこいい後輩の目に「カッコイイ女性」としてうつる日が来るかもしれませんよ。焦らないで時期を待ってみてはいかがですか。