コンピューターメーカーの法人営業とは、どのような仕事(営業活動)をしているのですか?
転職を考えているので、詳しく教えていただけると嬉しいです。現役の方、経験者の方、お願いします。
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コンピューターメーカー法人営業の仕事を知りたい8view
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1件の回答
コンピュータメーカーの法人営業は、その名のとおりあらゆる企業(海外も含め)に対し、営業活動を行います。どの職種の企業であれ、会社経営にはシステムが不可欠です。よって、幅広い業種知識が必要になります。担当した企業に対しては、その企業の業務内容や経営状態、果ては、その企業のシステム担当者やそのセクションの責任者、役員まで、性格や好み、趣味、好きな食べ物までリサーチします。企業対企業の取引というのは、名目上のことで、実際は、双方の担当者同士が決め、その上司の決裁で取引が成立します。つまり、人と人との関係づくりが、最重要ということです。
話を少し戻しますが、営業と一口に言っても、ただ取引先企業へカタログをもって通えばいいという単純な仕事ではありません。コンピュータを売るには、まず経営改善に取り組んでもらう必要があります。その改善する道具としてコンピュータを購入する訳です。ですから、まず営業が一番に行うのは、経営状態の把握です。もし少しでも課題があれば、そこに注視して、どのようにすれば良くなるのかを考えて、相手先企業の担当者へ提案活動を行うことになります。ここが一番の営業の力量が問われるところで、ある意味では、経営コンサルティングに似たことを行います。
それが、すんなりと通ることはまずないです。第一に、相手先は同業他社からも提案を聞きたがります。これが俗にいうコンペです。ここからは営業自身のスタイル、つまり人間性も重要になってきます。もし、同じ内容同じ価格であれば、違いを見分けるのは担当する営業自身となるからです。信頼できる営業なのか、緊急事態が発生した時にしっかりと救済対応がとれる行動力を備えているのかを相手先担当者は、厳しく吟味します。そもそも不信感を与えるようでは、営業は無理です。
ですから、自己を見つめることも常に営業は行っています。
よくドラマなどで、料亭で接待している場面がありますが、実際はあのような接待は行わない風潮があります。中には確かに他人の金でおいしいものを食べたいという企業担当者もいますが、まず接待で注文が取れる時代は終わっています。真剣に企業の経営改善を行う努力をどの企業も始めています。だからこそ、営業が提案する内容と、その営業自身の信頼度が重要な決定要因になります。
以上が、大まかな仕事内容となります。結局は、真剣に誠実に相手に向き合うことこそ、第一線の優秀な営業なのです。