物流倉庫会社の管理部門、仕事内容や勤務時間の実情は?116view

物流業界で配送業をしている28歳男性です。この度、同じ業界の倉庫会社の管理部門へ転職を考えています。
管理部門は、商材の荷受けや荷渡し、仕分け作業が主となると思います。配送業に比べて勤務時間も規則的になるのではないかと考えているのですが、実際はどうなのか知りたいです。
倉庫会社の管理部門で働いてみて、理想と現実のギャップを感じることはありますか。何でも構いませんのでお教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

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1件の回答

  1. komizo_6h 2018/08/29 12:10

    私は現在、物流業界における倉庫管理部門を担当しております。まもなく10年になろうとしています。
    この業界、部門には以下の通り、様々な理想と現実のギャップが存在します。

    先ず、倉庫管理部門は現状では顧客(荷主)に対して受身の対応となりがちです。
    理想から言えば、顧客に対してより効率的な在庫管理が行わえるように倉庫管理部門から改善案を提案していくべきですが、現実としては「顧客から出された要望に対してどのように対応していくか」という視点で業務が進んでいくことが多々あります。

    このような対応をせざるを得ない理由としては、顧客との力関係が大きいと思われます。
    顧客としては物流業界に様々な会社がある中で、極論を言えば物流コストを最も抑えられる会社を選びたいという考えです。物流会社がそのような顧客の需要を充足したいと思うと、先ずは顧客の要望に合わせた対応を積み重ねるということになります。
    加えて、後述の通り倉庫管理部門は長時間勤務になりがちであり、主体的な提案を行う余裕がないことが多いのです。

    次に倉庫管理部門の勤務実態を見ると、長時間労働が蔓延しております。
    理想としては倉庫管理部門は現場作業について作業員に方針を伝え、現場が動いている間に顧客の要望への対応を検討することが求められるのですが、実際には業務時間中は現場作業に自分も入りこまざるを得ないのです。そして残業で顧客対応を検討することになります。

    このように現場作業に入りこまざるを得ない理由は、単純に現場作業員が人手不足のためです。倉庫の現場作業というと「きつい、汚い、危険」のいわゆる3Kのイメージが根強く、人材の確保が難しい業界です。
    物流業界としては、そのようなイメージを改善するために、新築の倉庫を従来より明るい仕様とし、作業の機械化に取り組んでおりますが、未だに作業員が不足しがちです。

    一方で、顧客はジャストインタイムでの対応を前提に作業を依頼してくるため、納期が短くなっております。「人手は足りていないが、納期は間近」という状況を踏まえると、どうしても現場作業に参加せざるを得ないのです。

    以上のように、倉庫管理部門の理想は顧客の物流を最適化するため主体的に提案を出していくことであるものの、顧客との力関係や倉庫作業員の人手不足といった要因から、顧客の要望を充足するという受身な業務に終始し、また現場の人手不足の煽りを受け日中は現場作業にも従事することになるため、長時間労働が常態化している、という過酷な業務となっております。

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