地方銀行へ中途採用で入行することになった23歳女性です。
私は預金係担当を希望しています。預金係の仕事は、銀行にいらっしゃるお客様と直接に接することができ、銀行員として働く実感が得られると思っています。
地方銀行は都市銀行に比べて正社員の預金係が多いようです。地方銀行に勤務する預金係の仕事内容を詳しく教えて下さい。よろしくお願いします。
質問
地方銀行の預金係の仕事内容を詳しく知りたい133view
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回答
1件の回答
結婚退職するまで8年ほど、地方銀行に勤めていました。30代女性です。
地方銀行で支店に勤務すると、係が大きく分けて3つあります。預金係、融資係、渉外係です。
その中でも、ご質問にあった預金係の仕事内容についてご説明します。
預金係の仕事も窓口担当と後方事務があります。
新入行員で銀行に入行すると、男性も女性も初めは預金係の後方事務を担当します。ある程度、後方事務を担当すると男性は融資係や渉外係になる人が多く、女性はそのまま預金係を担当する人が多いです。(女性の融資係渉外係ももちろんいますが)
後方事務の仕事は渉外係が預かってきたお客様の振替、振込手続き、通帳記帳などをしたり、窓口係では時間がかかってしまう処理(新規の口座開設など)をしたり、電話応対、書類整備などです。また応接室に来客があればお茶出しもします。メガバンクのように専従のロビースタッフ(ロビーでの案内係)もいないので、交代でロビースタッフも行っています。
月末や企業の給料日前後などは、渉外係のお客様からお預かりしてくる処理も増えて、窓口のお客様も増えて、後方事務の仕事も忙しくなります。
次に窓口担当の仕事内容ですが、窓口担当はどこの銀行もそうだと思うのですが、パート勤務の方が多いです。正行員で窓口を担当する場合もありますが、窓口パートの方がお昼休憩だとかお休みの時などに代わりに出ることが多いです。
窓口では来店したお客様の通帳からの出金や入金、両替、振込手続き、新規の口座の開設の受付が主な仕事です。正確さが求められるのはもちろん、お客様をお待たせしないように迅速に処理を行うことが必要です。新規口座開設などの少し時間のかかるものは後方事務担当に受付や処理を依頼することもよくあります。
後方事務同様、月末など繁忙日には来店客も多くなるので迅速に処理をすることと、後方事務に処理をうまく回すのも大事です。
そして銀行の内勤で上記以外に求められている仕事が投資信託や保険商品などを販売する仕事です。
来店されたお客様に声かけをして、そういった商品をご案内することもあれば、自分でお客様にお電話などで来店をお願いしてご案内することもあります。基本的にリスクのある商品なので、資格を持った行員しか案内や販売をしてはいけないとか、規制は厳しいのですが、現在の銀行でこういった商品の販売はとても大事な業務のひとつになっています。
現在はインターネットバンキングの普及やコンビニでいろいろな支払いができたりと、過去と比べると窓口に来店する方は減っているようです。
銀行の仕事のAI化が進むといったことも耳にしますし、銀行業務はこれからいろいろと変化していきそうです。