飲食業界に正社員として入社することを考えています。ファーストフードチェーン店が第一希望です。
今まではアルバイトでアパレル販売員をしていましたが、職の安定を求めて同じ接客業で飲食業界を希望しています。
飲食業界の接客販売業に就くと、どんなメリット・デメリットがありますか?
質問
飲食業界の接客販売業に就くメリットとデメリットは?22view
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回答
1件の回答
私は約2年間、飲食業界での販売職を経験しました。この経験をもとに、この業界でのメリット、デメリットをお伝えしたいと思います。
[メリット]
まずは良かった部分から。販売職はお客様との距離が近く、お客様の生の声を一番に聴けると思います。これは私が販売職に就職した理由です。実際に、お客様の喜ぶお顔を見るだけで嬉しい気持ちになりました。
そして、研修制度が充実しており、丁寧な言葉遣いを学ぶことができました。お客様との距離が近いということは、同時にクレームにも繋がりやすい。間違った言葉遣いで接してしまうと、不快を与えてしまうのです。その理由から姿勢や笑顔など、社会で生きていく上で重要な基礎的な部分を十分に学ぶことができました。
他にも支店数が多かったことから、移動もあり、一つの店舗だけではなく、様々な場所で経験を積めるというのもメリットの一つとして挙げられると思います。
[デメリット]
次にデメリットです。
これは個人の考え方や、その会社のノルマ、方針にもよると思いますが、私の会社で感じたデメリットをお伝えしたいと思います。まず、私の会社は店全体としてのノルマはありましたが、個人ノルマはなし。そして、店舗には正社員だけではなく、派遣社員や契約社員の立場の方もいらっしゃいました。
正社員と派遣社員では、やはりノルマの考え方や取り組みは異なります。給与の違いや、待遇の違いから店全体をまとめるということはかなり難しいです。
それでも上からの指示は売上を上げること。スタッフのモチベーションを上げる方法を考え、取り組んでいかなければなりません。
次に、お客様からのクレームを受けやすいということ。
メリットの部分で少し述べましたが、少しの伝え方、表情ですぐにクレームに繋がってしまう時代です。それはやはり販売職をやっている以上避けて通れないでしょう。
その場で提供できる飲食店で何かミスがおこったとしても、その場で対処することができます。しかし、お持ち帰りの商品だと、その場での対応ができず、対処にも時間がかかってしまいます。より気を引き締めてお客様と接することが重要となってきます。
最後に目標が定まりにくいということ。店全体のノルマとなると、自分がどれだけ頑張ったとしてもチームワークが必要です。まとめるところから始めなければなりません。
飲食業界のメリットやデメリットを述べてきましたが、個人の考え方や価値観、やりたいことでこの二つはどちらにもなり得ると思います。チームワークでの仕事を大切とし、いろんな人と関わっていきたい方、会社にもよりますが、研修制度も充実しているので丁寧な接客を学びたい方には向いている職業だと思います。