転職先として、不動産賃貸部門の営業事務を検討しています。
そこで、不動産賃貸の営業事務はどんなスケジュールで一日の仕事をこなすのか知りたいです。ご存知の方、教えてください。
質問
不動産賃貸の営業事務、一日の仕事の流れとは?87view
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回答
1件の回答
もう退職してしまいましたが、不動産会社の賃貸部門で営業事務をしていたことがあります。
不動産会社の賃貸部門での営業事務は、現地でお客様に物件の紹介をすることはありませんが、その代わり店舗内での殆どの業務をこなすことになります。
店舗の規模によっては業務の分担があるかもしれませんが、今回は店舗内でのすべての業務をこなす場合の一日の流れをご紹介します。
まずは開店準備。
これは不動産業界だけではなく、店舗を構えているところは大体が同じ流れでしょうが、店や店先の掃除をしたり、店の前にのぼりを立てたりします。
お客様にお出しするお茶やコーヒー類の準備もします。
そして、店内で物件をお探しのお客様にお見せするため、カウンターのパソコンを開いておきます。
開店後は、接客や電話応対をこなします。
ご来店されたお客様がどのような物件を探しているのか聞き取り、希望の条件に合う物件をご提案します。
その際、朝立ち上げておいたパソコンでお客様と一緒に物件の情報を見て、希望があれば物件情報を印刷してお渡しします。
そこで内覧を希望された場合、営業の社員に引き継ぎ、物件を確認するため現地に向かうお客様をお見送りします。
もし条件に合う物件がなかった場合、お客様が希望されれば後日条件に合う物件に空きが出た際などにご連絡をします。
電話でのお問い合わせは、空室の確認は勿論のこと、管理物件に入居中の方からのクレーム対応もあります。
騒音や無断駐車、ゴミ出しについての連絡が多く、その都度該当の入居者様に電話連絡をしたり張り紙を作り対応していきます。
お客様の対応がない時間には、自社ホームページや物件の検索サイトに登録してある管理物件を確認します。
家賃や空室状況が変更になった場合は登録し直し、また、新たに空きが出た物件は物件情報を登録します。
営業の社員が撮影してきた物件の写真や動画などを載せ、間取り図は営業事務が専用ソフトを使い作成してサイトに載せます。
全体を通して不備や間違いがないかをよく確認し、また、入居が決まった物件がいつまでもネットに上がったままにならないようにしっかりとチェックします。
また、自社管理物件については家賃の督促等も営業事務が行います。
期日までに入金がなかった入居者の方には電話連絡をし、入金を促します。
電話連絡がつかなかった場合は督促状を送付し、それでも入金がない場合は、責任者に直接訪問してもらうため引き継ぎます。
毎月決まった日までに家賃を回収し、それぞれマンションのオーナー様に家賃を送金します。
共用部の蛍光管を交換したり、マンションの改修を行ったりした月はその分の経費を差し引いた金額を出し、各オーナー様あての明細書を作成します。
更に、空室が長期に渡り続くようであればオーナー様に交渉して設備の交換や家賃の値下げ等を行いますが、マンションの空室対策にあたりオーナー様からお客様の反響を訊かれることがあるので、それぞれの物件について問い合わせ状況やお客様が希望されることが多い条件等把握しておく必要があります。
そのような流れで一日の業務をこなしていきます。
やることが多く大変ですが、その分それぞれの物件や入居者様の情報もしっかりと頭に入るので仕事の流れはつかみやすいです。
直接お客様と現地へ出向きお部屋を見てご案内することはありませんが、事務でありながらお客様との関わりも多く、やりがいのある仕事だと思います。