家電量販店のスタッフとして働いた場合、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?転職を考えているので、教えて欲しいです。
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家電量販店スタッフのメリット・デメリットについて182view
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回答
1件の回答
私は約7年ほど家電業界でレジや簡単な商品説明などをする仕事をしていました。家電業界では、7年働くのは長いほうかもしれません。
10年以上長く続けている人も中にはいますが、ほぼ5年もしないうちに退職していきます。20年以上働いている人を見たことありませんでした。働く人も若い人が多かったので、それだけ体力的にも辛い仕事なのだと思います。ほぼ毎日2時間ほど残業で断ることもできませんでした。お客様が帰らないと帰れない、立ち仕事、休憩が一日中とれないこともある、売り上げが悪ければ責められる(これはどの業界でもそうだと思いますが)、小売業はトレンドをすぐに取り入れてくるので、毎週のように新規事業が立ち上がったり、イベントやキャンペーンがあったりしたので、商品の細かな違いを覚えるのも大変でしたが、毎週のように変わるキャンペーンを覚えることのほうが大変でした。
商品の単価が高いこともあって、ちょっとした商品の不具合ですぐにクレームになります。そして言った者勝ちになっていることが多く、使い方の誤りで故障している電化製品を新しい物に変えてほしいといった理不尽なクレームを言うお客様に対しても、いわれるがままの対応をしていました。
能力があってずる賢い人は、自分に面倒な仕事がまわってこないようにするため、能力のある不器用な人に全て面倒な仕事がまわってきます。
このような対応することによって、従業員皆が、やる気を失っていき、何十年も働いている人がいないのだと思います。
でも全て、嫌な面ばかりだったわけではなかったので、私も7年続けられたのだと思っています。
最近では当たり前なのかもしれませんが、福利厚生がしっかりしていたこと。残業したら、きちんと働いた分が残業代が支払われていたことが仕事に耐えられた大きな要因だと思っています。残業代があれば1か月5万くらいお給料に差があったため、稼ぎたい人にはちょうど良かったのかもしれません。
あと家電に詳しくなるので、新商品でほしいものがあれば、従業員価格で買えたことが良かったことです。故障の多いメーカーや機種というのもわかっていたので、その家電はあえて買いませんでした。お客様がその機種がどうしても欲しいとおっしゃっているときは、あまりオススメ出来ないことを言ってしまうとメーカー側からしたら、営業妨害にもなってしまうので、仕方なく販売しました。あまり購入してすぐに故障したという経験はあまり無いことかもしれませんが、私たちはよく目にする光景でした。でも、はずれの少ない機種を選んでいるので、今のところ私が購入した家電で不具合を起こした家電はありません。
このようにメリット、デメリットを並べて考えると、あまり家電業界はオススメできない業種だなと思ってしまいました。