造園施工管理業者の植木職人、理想とのギャップはありますか?137view

造園施工管理業者へ入社が決まりました。植木職人として腕を磨いていきたいという気持ちがあります。
夢は、個人のお庭を任せていただける職人になることです。
しかし、私が入社したのは造園管理業の会社なので、個人宅ばかりが仕事場ではないようです。
大きな施設の造園に携わるのも腕を磨くという事に変わりはないと思い、どんな仕事も頑張りたいと思っていますが、
私のような気持ちを抱いて植木職人になった方が理想と現実のギャップを感じたことはありますか?
また、どんな時にギャップを感じるのか知りたいので教えてください。

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回答

1件の回答

  1. 33tokusue 2018/08/18 17:44

    造園施工管理業者の植木職人として働いて感じた、入社前の理想と現実のギャップについて私の意見を述べますね。

    私は、植木職人として個人の庭を中心に、お客様に喜んでいただけるきめ細かな仕事を心がけて腕を磨いてきました。
    また職業柄、植物に関わる時間がほとんどでお客様の声以外にも植木の状態や環境、気候も考慮に入れた奥の深い仕事にやりがいを見出していました。
    庭の世界は芸術の世界と直接繋がっており、とくに日本庭園は「割り切れない美しさ」という日本独自の美的感覚に支配された世界です。職人としてこの世界で美的感覚を磨き、庭園管理のスペシャリストになりたいと望んでいました。

    しかし職人として、また一社会人としてのジレンマに直面し始めたのは会社が公共事業に入札し始めた頃です。
    マンションや公園、または下水処理場の緑地管理の仕事の割合が個人庭園管理の仕事よりも増えていきました。この種の仕事は芸術を究める世界というよりは、予算との闘いという世界です。厳しい入札競争の末に勝ち取った物件に予算のゆとりなどあるわけもなく、現場代理人として質よりも効率を求めざるを得ない現場が続きました。
    もちろんプロとして低品質の仕事はできないので与えられた予算の中でいかに納品レベルに達するかという日々でした。職人としての美のこだわりを突き詰めれば、間違いなく現場は赤字になり、とはいえ利益を上げるための仕事をすると毎日職人としての自尊心はすり減っていきます。
    例えば、ほんの一例ですが庭師は小さなツツジの木の根元から芽がたくさん吹いているのを見つければ、樹木に悪影響を及ぼすのでその芽を全て切り取ります。しかしマンションの様な広大な緑地でこうしたまめな作業はできるわけもありません。しかし理解できない点かもしれませんが職人の目に、それが見えれば気になってしまうものです。もちろん現場代理人としての立場から私は経済的な観点を第一に現場を進めました。常に予算に応じた合格ラインを保ちつつ、その中で少しでも良い質の仕事を提供するのがプロフェッショナルとしての自分の役割であると信じて。それでもやはり現場ごとに心残りを感じました。

    また共に働く職人の中には決して自分のポリシーを曲げずに質は絶対に落とさない、という方もいました。会社員としては最悪だと思われるでしょうが職人の世界では立派な方でした。事実、彼の高い技術でしか対応できない樹木もありました。また彼が本物の植木職人としての技術を曲げないことにより、若い職人たちも公共事業における「職業植木屋」と個人庭園における「芸術植木屋」の違いを理解し、さらに技術を学ぶ機会を得られたと感じています。こうした立派は職人に心の中で感謝しつつ、口では効率を他の人に求める、そして細かなところに目をつむらなければならない毎日は葛藤のあるものでした。もちろん私の一職人としての技術不足が最大の理由であることは否めませんが、恐らく多くの職人の方が造園業を問わず品質管理と工程管理の狭間で闘っているのではないでしょうか。職人の道に終わりはない、と常々思うものです。

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