街の歯科医院で歯科助手として働いて3年になります、26歳女性です。
転職したいと思うようになり、在宅診療メインの歯科医院で歯科助手を募集していることを知りました。
在宅診療の分野で働いたことはなく、歯科助手としてどのような仕事を担当するのか教えて欲しいです。
また、在宅診療メインの歯科医院に勤務する歯科助手の方は、どんな時にやりがいを感じていますか?
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在宅診療メインの歯科医院に勤務する歯科助手の仕事とは?21view
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回答
1件の回答
在宅診療がメインの歯科医院で、歯科助手兼受付をしていました。
主に、午前中は普通の医院での診療を行い、受付、治療器具の準備、施術の補助、会計、掃除、などを行いました。お昼休憩の後病院や介護施設、身体が不自由で歯科医院まで受診できない高齢者の患者さんを予約を取り、訪問し入れ歯や虫歯の治療を行っていました。この在宅診療での歯科助手の役割は、歯科医である先生の施術の補助、記録、患者さんの誘導、必要な場合は処方箋などの管理をし、患者さんに渡したりする、といったことを行っていました。歯科助手というと歯医者さんでの受付が主の事務員兼歯の治療の補助を行うことが仕事だと思っていましたが、勤めていた歯科医院は在宅診療を中心に仕事をしていたためか自ら率先して仕事にかかる行動力と判断力が求められました。
患者さんの中では重度の認知症や介護の必要な寝たきりの患者さんなど、会話をするのも困難な高齢者の方たちが多かったため時には、予測できない行動を起こすこともあり臨機応変な対応を求められることもありました。
例えば、口を開けることも難しく耳が遠い患者さんには口に指を入れた瞬間噛みつかれたことや、触られるのを嫌がり、暴れる方もいました。その際は、患者さんの身体をおさえたり、なだめるのも助手の仕事でした。
普段訪問診療を行う際は歯科医の先生一人と歯科助手一人または歯科衛生士一人のどちらかが一人交代制で付き、先生の施術のサポートを行いました。
ただ、歯科助手と歯科衛生士の行える仕事はもちろん範囲が異なるため、その日に行う業務の内容を考え必要な人材が先生につき、片方が訪問診療で先生が出払っている場合は医院に残り、電話応対や会計の処理などを任されました。
普通の審美歯科や一般歯科とは違う、今後増えるであろう高齢者向けの在宅診療を中心にしている歯医者は貴重であったため、常に予約は埋まり毎日が忙しくあわただしかったです。
歯科医院は個人経営が主流であり経営する歯科医の先生の性格で医院の雰囲気が左右されるため、気性の激しい先生につくと当たられたり言葉が二転三転するなど良好な人間関係を保つのが大変でした。ただその分、需要の多い仕事であったため物も食べられない、歯のかみ合わせの悪さで体調を悪くするなど苦しんでいる人たちの助けができる在宅診療の仕事はやりがいを感じることも多く、感謝の気持ちを伝えられるなど仕事に対する喜びを感じることができたため自分にとってとても大きな達成感を感じた仕事でした。