病棟看護師として働いている29歳女性です。夜勤もあり、体力的に疲れが溜まりやすく毎日体が悲鳴を上げている状態です。
お給料は減ったとしても生活リズムがよい環境へ移りたいと考え、健診センターの看護師に転職したいと思うようになりました。
健診センターであれば、限られた時間内の勤務になり、夜勤もなくなるということが最大の理由です。
しかし、実際に働いてみると理想と違った!ということはあるのでしょうか。健診センター勤務の看護師が、理想と現実のギャップを感じることはありますか?
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- 健診センター勤務の看護師、理想と現実のギャップはある?
質問
健診センター勤務の看護師、理想と現実のギャップはある?66view
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回答
1件の回答
以前健診新センターで働いていました。病院内にある健診センターに所属する場合、保健師として雇われる場合と、看護師兼保健師として雇われる場合があります。保健師として雇われた場合には、基本的に異動はありませんが、看護師も兼ねていると病棟への異動が起きる場合があります。病院側としてもその方が雇いやすいし、もし健診センターに自分が合わなかった場合も、別部署で看護師として働きなおせるというメリットがあります。
病棟の看護業務に比べると、確かに肉体的には楽と言えます。基本的には座ったまま仕事をすることが多く、採血の人数も限られており、時間で物事が進んでいくのでそれに合わせて自分の仕事を終わらせていくからです。
自分は看護師としての知識を生かしつつ、保健師として働いてみたいという想いがあり就職したのですが、自分の中での理想と現実のギャップに苦しむ結果になってしまいました。病棟での看護師としての立場と、保健師として健診センターで健診者の方に接するという立場に、実はギャップがあったのです。健診に来る方は健康意識も高く、基本的には何の問題もないことが殆どです。そして、全て自己負担で健診を受けに来ていることが殆どなので、とても上から目線で接されることも多く、それまでほとんど意識してこなかった、接客対応について考えさせられることが多くなりました。
もちろん病棟の患者さんに対し、失礼な態度をとってきたわけではない、とは思っていました。ですが健診センターで対応するうちに、結果として自分の対応能力もまた”上から目線”のものなのではないか、と悩むようになり、実際に上司からもその点を注意されることが出てきました。次第に改善していくことはできたのですが、時間内で健診を受けてもらうためにこなさなくてはいけない業務と、もっとこう対応したい、という理想とのギャップに悩まされることも増えました。
こうした精神面や、接客対応といったことに加えて、それまで経験のなかった事務業務に苦労するようになりました。
健診センターでは、カルテの他にも健診後の注意点や結果票へのコメントの記入。必要書類への記載や、結果票の発送漏れが無いかチェックするなど、多くの事務的作業が発生します。中には年度ごとに対応方法が変わるケースもあるので、覚えていくのがやっと、という状況でした。
病院の電子カルテ用のソフトだけでなく、ExcelやWordといったソフトを使いこなす必要もあるので、そうした点も苦労しました。
看護師、保健師として両方の知識を生かして接する、という理想に追いつくには、現実的な業務の多さに接客面での対応がおろそかになってしまう、というギャップをどう解決していくかが、大切なことだと思います。