メーカー系工事会社のフィールドエンジニアの昇進・出世について452view

メーカー系工事会社のフィールドエンジニア・現場監督がどうやって昇進出世していくのか知りたいです。
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1件の回答

  1. yabukosi_no 2018/08/14 16:35

    メーカー系の工事会社とは、良く知られているゼネコンやサブコンと違って、主に自社(親会社)製品の導入に関わる工事を行っている会社です。電気設備や空調設備などの工事を行うサブコンのカテゴリーに分類されますが、その中で一部の技術に特化した専門会社となっています。現場での作業自体は他社との大きな違いはありませんが、製品を納めるの「製品の知識」、「ハード・ソフト開発者との綿密なコミュニケーション」を持っていることが存在価値となっています。
    私が所属していた会社は、元々は親会社の一部門で、諸般の都合によって事業分離し子会社化した会社です。そのため、勤怠・人事・給料などの制度の多くは、親会社の制度に準じています。昇格制度もその一つです。
    人事的アバウトな分類は、一般社員・幹部社員・役員の3つとなっています。幹部社員は課長職からで、係長や主任と言った役職はありません。一般社員の昇格は、独自の評価のポイント制になっており、年2回の査定で評価され試験はありません。また、課長職から部長職など上級職への昇格にも試験はありません。ただ、一般社員から幹部社員(課長職)に昇格する場合のみ昇格試験が行われます。
    課長職への昇格試験を受けるには、一般社員のある程度のクラスに在職し、2年間の評価査定の累計ポイントが一定値以上になる必要があります。そして、複数幹部の推薦と本人に昇格の意思があった場合に試験を受けることになります。試験と言ってもペーパーテストではなく、成果を上げた業務や現在携わっている業務を経営幹部(役員)にプレゼンテーションと質疑応答する方式です。プレゼン資料は、現在はPowerPointを使用していますが、それまでは模造紙に手書きだったと聞いており、その手間やご苦労には察するものがあります。
    プレゼン資料の作成や練習には、それ相当の時間が必要なため、通常業務を周囲がフォローする必要が出てきます。そのため、昇格試験を受けるには周囲の協力が不可欠であり、そこに不備が出るような人は受験資格が無いといった一種の篩いと言えなくもありません。また、推薦した上司や経営幹部も全目的に応援してくれます。動向を見ていると、企業的都合(人数制限等)や本番で余程のミスや問題発言をしない限り、試験には合格する方が多いようです。ある意味、それまでの業務上の成果と試験までの準備、それと友好な人間関係が構築できているかが重視される試験と言えます。
    この昇格試験は、「合格・不合格」の前に「受ける・受けない」の選択が、その後の会社での生き方に大きく影響してきます。推薦を受ければ誰もが受験する訳ではありません。幹部としてさらなる昇格を目指す人、フィールドワークに生きがいを見つける人など様々です。そのため、本企業での昇格試験は、その人の企業人としての将来を決めるターニングポイントと言えるでしょう。

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