SIerから別の業界に転職したいと考えています。
SIerのエンジニアとして15年間勤務しており、その間に2回転職しています。しかし、どの会社もSIerで、プログラミング等のエンジニア業務が中心でした。
しかし、質問タイトル通りこの業界を離れたいと考えているところです。
理由はいくつかあるのですが、一番大きな理由としては残業時間やプレッシャーです。この業界はどうしても業務時間が長くなる傾向にあり、また納期があるのでプレッシャーも感じます。
この15年の間にプロジェクト内では自社メンバーをまとめるような立ち位置になりましたが、給料はそれほど上がらず責任ばかり増えています。役員報酬として月給に1万円上乗せされる程度なので、本当に割に合わないと思います。
技術はもともと好きだったのでそれなりに楽しかったのですが、結局同じことの繰り返しでプログラミングに対して特別思い入れがあるわけでもありません。今後AI化や人件費のより安い国に開発がどんどん移譲されていくので、日本人のエンジニアの需要は減ってくるでしょう。
小学校でもプログラミングが必修化されるので、エンジニアでなくてもある程度の実装はできてしまいます。プログラミング教育が進む結果エンジニアが増えると予測している人もいますが、私の個人的な見解ではむしろエンジニアは減ると思っています。
みんながプログラミングできてAI化が進めばエンジニアがいなくても業務が円滑に進むので今後不要になる気がします。
こういった環境で私自身SIer、IT業界を離れたいのですが、今までこれしか経験がないので他にどのような業界に移れば良いのか迷っています。
今35歳で、ネットでいろいろ調べていたら社内SEがプッシュアップされることが多いようです。私としては社内SEも考慮には入れていますが、できればSEからも離れたいと思っています。
35歳から社内SEでもなくまったくの別業界に転職することは可能でしょうか?
質問
SIerから別業界に転職したい52view
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回答
4件の回答
リモートで作業できるような仕事はどうでしょう?技術が嫌になったわけではないのなら、在宅ワークを許可している会社がおすすめです。
会社によってはほとんどの社員が在宅やノマドや海外で働いており、物理的に集まって仕事することはない企業もあります。
定期的にインターネットを介してのミーティングはありますが、出社するよりも圧倒的に効率的で自由度は高いです。
質問内容を見ている限り毎日出社して縛られることを苦痛に感じられているようなので、そのような会社をおすすめします。
SIerを辞めることを前提とするなら、今からできることは職探しか副業でしょう。どちらを選択するかは自由ですが、いずれにしても辞める前に始めることをおすすめします。
というのも、仕事を辞めたはいいけど転職がうまくいかない、個人での仕事で稼げない、といった状況に陥る可能性があるからです。
仕事をしながらであれば、仮にうまくいかなくてもそのまま働くことが可能で、路頭に迷うようなことはありません。20代前半くらいの若者なら見切り発車で仕事を辞めてもなんとかなるかもしれませんが、さすがに30代半ばで無計画に仕事を辞めるのは危険でしょう。
貯金があるなら休暇としてしばらく働かず、昔からよくあるようなバックパッカーの旅に出るのも良いかもしれません。ちょっと古いかもしれませんが(笑)
今の時代年齢は関係ないと言いますが、それでも30代半ばで無謀なことはしない方が良いですね。
最終的にどのような選択を取るかは自由ですが、会社員うちにできることは会社員のうちにやっておくことをおすすめします。個人事業主として開業する場合はクレジットカード、保険、ローン、などの手続きは会社員のうちにやっておかないと損をする可能性があるので、そういったところも含めて会社員のうちに対策しておくと良いです。
私は元SIerのエンジニアで、その後独立しました。
独立したと言ってもシステム開発ではなくせどりです。
せどりとは安く買って高く売るビジネスですが、私の場合エンジニア時代に副業でせどりを始め、本業と収入が同じくらいになったタイミングでせどり一本でいくために退職しました。
その後しばらくはうまくいっていたのですが、その後は通販サイトの規約改変や物流の効率化などの影響でうまく利益が出なくなりました。結局せどりは辞めてその後ライターやアフィリエイターとして活動しましたが、苦しい時期はあったもののなんとか生活はできていました。
フリーランスを万人におすすめするわけではありませんが、質問者様の性格や趣向によってはありかと思います。残業やプレッシャーが嫌だとのことだったので、フリーランスになればそういった会社員特有の不満点からは解放されるでしょう。
ただし、フリーランスにはフリーランスの大変さはもちろんあります。たとえば、自己管理しなければならない、税金等の事務手続きを自分で行う必要がある、自分でスキルアップし続けないと仕事がなくなる可能性がある、といったことです。
プレッシャーに関しては会社員とは異なるものの、ある意味フリーランスの方がプレッシャーは大きいかもしれません。会社員よりも頑張れば頑張っただけ自分に返ってくるので、その人の考え方や性格によってはフリーランスはおすすめできる働き方です。
質問者様もフリーランスを候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
30代でIT業界を離れる方も多いです。記載されている通り社内SEのように今までのスキルを活かしつつ転職する人もいれば、まったくの別業界でなおかつエンジニアに関係ない職種に転職する人もいます。
具体的には、メーカーの営業職、工場、介護、販売員、飲食店、ライター、教員、とその転職先は多岐に渡ります。どの業界に行ってもSIerで働いていた人に出会う可能性があるくらいです。
もちろんそれが多数派というわけではありませんが、SIerで働いた結果IT業界から離れたくなり、横ずらしの社内SEも避けて転職する人は意外と多いです。実際体調を崩してIT業界を去る方も多いので、その場合なるべくITに携わらない職種の方が良いという理由もあります。
質問者様は30代半ばとのことですが、厳しい面とどうにでもなる面の二面あるかと思います。
まず厳しい面としては、やはり30代半ばの未経験者を受け入れてくれる業界、企業は少ないからです。
日本社会では特に年齢に厳しい傾向があり、未経験者ならなるべく20代前半の若者を採用したいと考えます。その理由は、給与、物覚えの良さ、指導する上司よりも年齢が上だとやりにくい、といった理由になります。
このように厳しい部分もありますが、逆に今の時代職業選択や働き方が自由なので、30代半ばの未経験転職でも問題ないという事情もあります。収入や条件を選ばなければ未経験でも仕事は見つかりますが、特に給与面で大幅に下がってしまう可能性が高いです。
昔ならそこから自力で収入を上げることは困難だったかもしれませんが、今の時代自由です。たとえば介護施設で働きながら少し個人開発したり、受注で副業しても問題ないわけです。
会社員としての給与だけをあてにする必要はないので、転職先が見つかりにくく結果的に会社員としての収入が下がってもそこから副業でカバーできるというわけです。軌道に乗ったら独立することもできるので、30代半ばで別業界に移るからといって絶望的な状況ではありません。