MRという仕事のあるある話を知りたい!46view

医療業界でMRとして活躍したい、自分の実力次第でいくらでも給料を稼ぎ、出世していくことができるMRへ転職を希望している20代男性です。
MRの良い点も悪い点もすべて知っておきたいので、MRのあるある話を教えて下さい。

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1件の回答

  1. hunamizu 2018/08/08 19:28

    製薬企業のMRは医薬品メーカーの営業で、日々の業務は、病院・クリニック・薬局等へ訪問し、自社医薬品の情報提供を行うことです。患者様の病態に合わせて自社医薬品を役立てていただけるよう適正な情報を提供し健康に寄与すること目的ですが、医薬品の情報提供は表の顔。実際は先生にこれでもかと売り込み実績を上げることが主たる業務になります。どの企業に勤めてもこのギャップは存在することかと思いますが、我々MR同士の会話の中では、特にそのギャップを感じ、加えて「私、何やってんだ?」と「私の存在意義は?」と日々自問自答することが多い職業です。
    業務は先生に薬を使ってもらえるように営業するわけですが、基本的には「ぼーっと、立つ」ことが仕事になっています。ぼーっとは言い過ぎましたが、モチベーションによってはそんなこともありますかね。立って何するのか。先生を待つのです・・・ただひたすらに。先生方は病院にて日々忙しく、外来診療、病棟回診、手術などに追われています。
    その合間を縫って我々営業マンに面会しています。「その合間」はいつなのか?外来診療においては概ね時間は決まっていますが、回診時間、手術時間は区々ですよね。先生のスケジュールが掴めれば、ピンポイントに行くことも可能ですが、基本的には面会時間確保が難しいことが多く、とにかく先生が通りそうな廊下、医局前、病院前、病院の駐車場などいたるところで待機し、ターゲットの先生を待つのです。そして待ちに待ったその面会のチャンス。タイミングが悪ければ、ものの数秒の面会、加えて先生のご機嫌が悪ければ、「邪魔だ!今日無理」と一言。どれだけ待ったと思っているんだ、こっちの気持ちも考えてくれればいいのに、と思わざる得ない心情になります。(もちろん我々のために先生がいるわけではないので、当然なのですが。)
    一方で、うまく時間を頂けた場合でも、面会を終えてみると製品の情報提供はおろか、「〇〇のお店について調べてきて」「今度の〇〇のチケットとっといて」「車洗っといて」などの内容だけが残ります。営業である限り、まずは顧客との関係性、気に入られることが大事とはわかってはいますが、何もここまで・・・と思わざる得ません。そして、その雑用作業をしている時にふと思うのです。「私、何やってんだ?」「患者様の役に立つために製薬企業に就職したはずなのに、この現実はなんだ?」と。ただ、こうはありながらも、結果として自社の良い薬が患者の役に立てばといいんだ!とひとまずは自分に言い聞かせることに落ち着きます。
    しかしながら、時にして衝撃的なことも起こります。実績が伸びてこないのです。まずは顧客との関係性のために、ひたすら待ち、ひたすら雑務をこなし入り口に立つことから始めようとしますが、それが跳ね返ってはこないのです。努力不足なのか、と見つめ直すこともありますが、そう思っている時に限って、前述のような活動をしていない顧客先で実績が伸びてきたりします。一生懸命やっても報われず、ほったらかしの顧客で実績が伸びる。そしてふと思うのです。「私、何やってんだ?」と。よくよく考えれば、その薬剤を取り扱える病気の患者がいる限り、一定数の薬剤が使用され、実績には繋がります。過剰なほど営業をしても患者がいなければ使われることもありません。さらに言えば、営業をしていなくても実際良い薬剤は売れています。「私の仕事ってなんなんだろう」と思ってしまう同業者の方多いのではないでしょうか。

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