宅配業をしていましたが、違う業界の配送業に転職したいと思っていたところ、自動玩具販売機の景品配送という仕事を見つけました。
自動玩具販売機の景品配送の仕事をしている友人知人がいないので、この仕事についてよくわかりません。詳しい仕事内容を教えてほしいです。また、自動玩具販売機の景品配送のメリット・デメリットも教えてください。
質問
自動玩具販売機の景品配送のメリット・デメリット10view
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回答
1件の回答
私はアニメやゲーム、玩具などのエンターテインメントが好きで、エンターテインメント業界で働きたいと思い、玩具の配送の職に就くことになりました。
この職に就く人の志望動機は、2つあると思います。
1.単に『配送』という仕事に就きたい人
2.将来的に配送という現場から、本社で企画などに携わりたい人
私は2番の人間でした。実際に面接の際に数年の現場経験を重ねれば、本社勤務に異動することもあるという言葉を聞いて、それを糧に頑張ろうと思っておりました。
今回は、1番のスタンスで働きたいメリット・デメリット、2番のスタンスで働きたい人のメリット・デメリットをそれぞれ記載したいと思います。
1番の人のメリットは、配達先の固定だと思います。個人宅向けの宅配業務は、毎日違う自宅等の場所に行くかと思います。それに対して、玩具の配送は対法人なので、自分が配達を担当する『お客様』を数十件持ち、法人ルート営業(配送)のような感覚で配送へ行くのです。
一週間の中でこの曜日のこの時間帯に行こう、と自分で一週間、経験を積むと一ヶ月程度の配達スケジュールを決めてその通りに玩具を届けに行くことができます。
デメリットは、個人宅向けの宅配業務と違い、景品を届けて終わり、ではないことです。
各場所に設置されている自動玩具販売機に自分で景品を補充しなければならないのです。
つまり、自分で景品の人気度やその設置している場所の客層や売上を考えて、景品を補充し、売上を出さなければならないのです。
単純な配達業務を考えている人にとっては、かなりのデメリットであり、入社前とのギャップを感じるかと思います。
2番目の人のメリットは、単純に興味のある業界に入り、アニメや玩具に囲まれながら仕事ができるということです。毎週最新の玩具をいち早く見ることができます。
また、アニメ等の人気度を趣味の延長で把握していることから、1番の人にとってデメリットであった、補充するアニメ景品の人気度を考えながら仕事ができるため、自分の知識が生かされます。
実際にある店舗を引き継ぎ、自分なりにマーケティングを考えながら、商品を補充した結果、売上が5倍以上になったこともありました。
配送中は自分で好きな音楽等を流して車を運転し、補充する際は好きなモノに囲まれ、好きなモノの市場を考えながら補充をするので、慣れると楽しいかと思います。
デメリットは、現場の経験を経て、本社での企画等に異動することが『ほぼない』ということです。それを糧に頑張っている人は、途中で必ず挫折するでしょう。
実際に長期間働いている人は、ほとんどアニメに興味のない、配送向きの若者や40代以上の男性です。
本社勤務の人はきちんとした新卒枠で優秀な人材を採用しています。
一緒に働き始めた同世代のアニメ好きの人たちは、私を含めて全て1年以内に辞めていました。
以上が玩具配送業のメリットとデメリットです。