柔道整復師の資格取得のために専門学校へ通っています。
柔道整復師は整形外科に勤めることもできるそうですが、整形外科ではどんな仕事をするのでしょうか?就職先に整形外科がいいなと思っているので、詳しく教えていただけると嬉しいです。
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整形外科勤務の柔道整復師の仕事とは?70view
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柔道整復師とは接骨院を開業することが出来る資格で、筋肉や骨、靭帯の損傷に対して治療を行う仕事です。保険を使った治療はケガに対して適用となりますので、いわゆる肩こりや腰痛は保険は使えません。一方、整形外科ではこうした規制はなく、腰痛や肩こりでも病名がつけばリハビリを受けることが出来ます。
自分が勤めていた整形外科では高齢者の腰痛や肩こりに対して手で刺激を与える治療や、関節を動かして固くなった関節を柔らかくする治療、骨格のずれを正しい位置に戻す治療などをしていました。経営するドクターの方針にもよりますが、鍼やカイロプラクティックといったものに対しても理解がある経営者だったので、患者さんにとって良いものであれば何でもやっていました。一日200人近くの患者さんがリハビリを受けるので8~10人くらいのスタッフで対応をしていました。
身体の中で痛い、重い等の訴えがある場所に対して、マッサージやストレッチを大体一人当たり5分から10分くらい行います。しかし、症状の重い人はそれなりに時間をかけていました。
整形外科ではケガをした患者さんがやってきます。通常、接骨院では骨折や脱臼、靭帯の損傷などで来る患者さんは少ないものですが、整形外科ではこうした患者さんも多数来るので、固定方法やその後のリハビリなど、受傷時から治っていくまでの一連の流れを経験することが出来ます。また手術を見学できたり、場合によってはその助手のようなことをしました。もちろん、患者さんの同意を得て、簡単な作業だけですが手術後のリハビリの経験も積むことが出来ます。
骨折後のギプス巻きやギプスカットも、一度経験しないとやり方は解らないものです。怪我の治療を経験したい人は外傷患者が多く来院する整形外科はは大変勉強になります。また柔道整復師は医師の同意のもと、骨折や脱臼に対して骨のずれを整える整復操作をすることが出来ます。折れた骨がずれたままでいるとうまく治らないので、引っ張ったり押したりして通常の配置に戻します。こうした整復操作のあと固定方法の選択や、日常生活の過ごし方の指導、次にいつ来院するか、治る目安はどのくらいかなどを患者さんに説明します。怪我によっては着替えが自分でできないので、病院に着替えを毎日持ってきてもらい、リハビリのときに身体を拭いたり、服を着替えを手伝ったりします。病態に対してもドクターだけでは説明をしきれないところがあり、抜けた部分のフォローをすることが多いです。