建設業の現場代理人になると、どんなメリットがありますか?反対にデメリットはあるのですか?
今後現場代理人として働く事になりそうなので、良い事も悪い事も知りたいです。教えてください。
質問
建設業の現場代理人、メリットやデメリットはある?35view
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1件の回答
建設業で現場代理人の仕事といえば、建設業を知らない方は『口先だけで何もしていないでしょ』と言うような事をよく言われます。
それは大きな間違いで実際は現場の中で一番過酷と言っても過言ではないと思っております。
まず1つ目のデメリットに当たるのが、仕事で拘束される時間が長いという事です。誰よりも早く現場にきて誰よりも遅く帰らなければなりません。
というのが、職人さんが来る前に開錠しすべての人が帰宅した後施錠するのです。そこで帰れればまだ良いのですが、昼間は現場で作業・指示があり事務的な作業が出来ないので、皆さんが帰った後に図面を書いたり、翌日の作業の打合せ・指示書作成、安全書類作成、品質書類作成、官公庁申請書類作成、予算の管理その他もろもろの仕事を夜にしなければならないのです。
そんな状況なのでなかなか仕事が続かず離職者が多いのも要因の一つです。
2つ目のデメリットと言えば、この拘束時間に対しての対価(給与)が低い事があげられます。拘束時間に対して時給換算するととんでもない数字が出てきます。
また大手企業と中小企業とではこれまた違いが大きく出ているのも事実です。
3つ目は、仕事量が多く責任が重いという事です。1つ目に挙げたようにこういった書類作成・図面をしながら現場を見なければなりません。
そんな状況なのに昨今の情勢の為人員不足・人員削減により常駐できる人員が不足しているためすべてに目が行き届かない事もしばしばあります。
そんな折事故など起きてしまうとすべての責任は現場代理人に振りかぶってきます。割に合わない気がします。
ここまでデメリットを挙げてきましたが、メリットもあります。
メリットの1つ目は何もないところに建物が建った時の達成感がすごくあることが魅力です。それまでの苦労が一瞬にして忘れられます。
又、子供がいれば父親が建てた建物を自慢できるのも1つの魅力です。
2つめに、人間関係(人脈)が多くできます。毎日来る職人さんもですが会社の社長さんなんかとも知り合えます。
コミュニケーションをとるのが好きな方にはすごくいい仕事だと思います。ほんとにいろいろな人がいますよ。
以上のことが魅力でつらいこともあれば、いいこともあったりするので今まで続けてこれたのかと思います。
何の仕事もメリット・デメリットはあると思いますが、その中で自分の中でメリットをふやして努力していければと思います。