求人広告会社に入社して2年目の24歳営業職です。会社の業績が低迷していることも関係しているとは思いますが、非常にノルマも厳しく、体育会系の社風についていけなくなってきています。
今までは自宅から比較的近い距離に勤務先がありましたが、自分の所属する営業所が閉鎖されることになり、違う地域の営業所に異動になることが決まっています。
社風が合わないことに加えて、通勤時間も長くなり、このまま会社に残る気持ちを完全に失ってしまっています。また、給与の額がノルマの達成度合いで大きく変わる(固定給+歩合)ため、生活への不安も感じています。
営業職として他社へ転職するのも考えていますが、まだ年齢も若いため、手に職をつける意味でも技術職にキャリアチェンジしたいと考えています。
求人サイトを探すと、IT系企業で未経験者可の募集を見かけることも多いですが、営業職などから未経験でシステムエンジニアになることはできるものでしょうか?
もしできる場合、入社後はどのようなステップでエンジニアとしてやっていけるようになるのでしょうか?
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4件の回答
いくら未経験者可の求人だからといって、真に受けて何の準備もなく応募して、運良く採用されたとしても、入社後が大変なのは容易に想像がつく。
採用する企業側も、本当に未経験でコンピュータの知識もまったくない人が応募してくることを想定しているのだろうか。企業もボランティアではないのだから、「御社に入社して、勉強させて頂きたい」みたいなことを言う人に応募されても困ると思う。
例えば、先に独学で勉強して情報処理資格を取っておくなど、同じ未経験にしても、先にできることをやってから応募してくる人の方が、本気度は伝わるし採用される可能性も高くなると思う。
年齢が若いので、確かに未経験者から転職してもやっていけると思うが、最初からエンジニアで採用されている人と比較すれば、大きく後れをとっているのは間違いない。その後れをどれだけ自分で取り戻す姿勢があるか、というのが大事だと思う。
実際に営業職からプログラマに転職をした経験があります。
質問者の方は体育会系の社風が苦手で営業が嫌になっているとのことですが、私が転職したIT企業は技術職であっても体育会系でした。エンジニアという職種であってもそういうことはあり得ます。
社員の退職が相次ぐため、未経験者でもいいからとにかく人を集めたい、という企業側の都合が隠れている場合もありますので、注意が必要です。
人を多く採用して、入社後の研修でテストなどを行い、本採用前に(試用期間中に)ふるいにかけるということもあります。テストの点が悪いと本採用されず、辞めさせられてしまう場合もあるのです。
未経験者であってもIT技術の飲み込みが早く、無事研修を終えたとしても、安心はできません。私の場合は、開発現場に配属されると、非常に納期の厳しいプロジェクトが待っていました。その会社の受注するプロジェクトはどれも納期が厳しいものばかりであり、ひとつのプロジェクトが完了しても、すぐにまた短納期のプロジェクトに配属されていました。
そのようにして納期の厳しいプロジェクトをいくつも経験していくと、数年もすれば何とか一人前のエンジニアとしてやっていけるようになっていました。
営業職でなければノルマがないと思えば、そんなことはありません。技術職、エンジニアにとって、プロジェクトの納期を何としてでも守るというのも一種のノルマです。営業のノルマについていけないという理由から、運良くエンジニアに転職できたとしても、いばらの道が待っている可能性もあります。
未経験者可といううたい文句だけで応募や転職を決めるのではなく、その会社のやり方・社風は入社前に見極めておくことが大事だと思います。
短い期間であっても営業職としての経験を持っているのであれば、そのキャリアを生かす方向も検討してみてはいかがでしょうか。例えば、IT系企業の営業職に転職し、どのようにしてシステム開発が行われるのかを自分の目で見てから人事異動にてエンジニアを目指すというやり方もあると思います。あえてまったく未経験の分野に飛び込むリスクを取る必要もないのではないでしょうか。少し回り道になるかもしれませんが、年齢もまだ若いですし。
営業がつらいから違う職種に転職したいと言っているようにも見えますが、エンジニアの場合、プロジェクトが佳境になると稼働時間も長くなるし、会社の外に出る機会も減り、気が滅入ることも増えるかもしれません。
どんな仕事なのかよくわからないまま飛び込んで後悔するよりも、今までの自分の経験を生かしつつ、キャリアチェンジの道を探るというのはどうでしょう。
また、昔はIT系の仕事というとプログラマとシステムエンジニアぐらいしか種類がありませんでした(というか、要は職種に関わらず何でもやっていた)が、今は一口にITエンジニアといっても、その業務は細分化されており、いろいろな種類あります。
例えば、セールスエンジニアという仕事もあります。企業に自社製品を売り込んだり、開発業務を受注するために自社の技術を売り込んだりするのが主な業務内容です。大きな案件になると、コンペティションがあり、各社プレゼンテーションを行い受注を競うこともあります。
IT技術に明るくなければできない仕事ですが、仕事を受注するためには営業職としての一面も必要になります。営業としてのキャリアがあるのですから、そこに(勉強は必要ですが)技術力が加われば、非常に価値のある人材になれると思います。
プリセールスを行うような製品・技術がある企業や業種を選んで転職するというのもおすすめします。
求人内容で未経験者可と書かれているのであれば、入社試験や面接を通過できれば、普通に採用されると思います。未経験者であることを理由に、書類選考で落とされてしまうなどということはありません。
ただ、同じ募集に経験者の応募があった場合は、経験者の方が有利になるということは当然あると思います。
なお、一般にはシステムエンジニアはシステムの上流工程(要件定義・設計など)を主に担当しますので、未経験者がいきなりシステムエンジニアとして採用されることはほとんどありません。
最初はプログラマやテスターとして経験を積み、システムエンジニアにキャリアアップしていくというのが一般的な流れです。特に日本のIT企業ではその傾向が強いと思われます。
外資系のIT企業であれば、プログラマの上位にシステムエンジニアがいるという関係性ではなく、あくまで最初からその職種別の採用となります。そのため、最初からシステムエンジニア採用ということもあり得るとは思います。ただ、未経験者であることを考えると、かなり狭き門でしょう。
未経験者可で採用された場合は、研修などでコンピュータの基礎について勉強をし、それからプログラミングやデータベース、ネットワーク等を1~2ヶ月ほど学んでから開発業務にアサインされるというケースが多いです。
研修制度の有無・充実度は、会社の規模や受注形態(自社持ち帰りにて開発している、特定派遣として客先にて作業する、など)によっても異なります。
社内に教育体制が整っていなければ社外研修を利用する場合もありますし、まったく研修を受けずに開発現場に放り込まれ、OJTなどで体験しながら仕事を覚えていくというケースもあります。
転職先の研修制度、教育体制をあらかじめ確認しておくのも大事なことだと思います。参考にしてみて下さい。