銀行に総合職として中途採用で入行する予定です。総合職が配属されることとなる個人営業の仕事について、どんな業務を行うのか詳しく知りたいです。
個人営業の仕事は具体的にどんなことをしますか?
質問
銀行の個人営業の詳しい仕事内容を教えて欲しい。54view
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回答
1件の回答
まず銀行の業務形態ですが、大きく分けて、窓口と営業に分かれます。窓口は主に一般職やパートが務め、営業は総合職が務めます。そして営業職も法人営業と個人営業、さらに個人営業もローンと資産運用に分かれています。
まずローンですが、住宅ローン・アパートローン・マイカーローン・フリーローンなど顧客の資金の用途や必要金額に応じたローンを提案します。営業担当者が訪問、もしくは顧客が来店することで顧客情報をヒアリングし、銀行本部に融資が可能かどうかの審査を出します。審査が下りたところで、ローンの実行を行いますが、その後に延滞管理なども行います。また現在はチャネルが多様化し、インターネットでも仮審査の申し込みができるようになりました。ローンに関しては非対面チャネルでの申し込み化が進んでいます。インターネットを経由して審査が下りた顧客を店頭にて対応することもあります。その中でも営業担当者は、住宅ローン・アパートローンに特化して活動しています。住宅ローン・アパートローンの実行だけでなく、現在他行にてローンを組んでいる人に対して、金利の提示やメリットを伝え、借り換えの提案を行います。また、現在融資を出している先に対しては、定期的に訪問してフォローすることで、他行からの借り換え防衛も図ります。
資産運用提案は、生命保険・医療保険・投資信託・遺言信託・国債・預金関係の提案を行います。主な対象は富裕層になり、競合は他行やネットバンキング、他の証券会社になります。現在の預金金利に満足していただけない人、預金が滞留している人に対して、生命保険や投資信託、国債を利用した資産形成を提案します。また、資産家の方を対象に相続税の試算を行い、相続税対策を専門プランナーと共に提案することもあります。若い人や住宅ローンを組んでいる人に対しては、積立投信や平準払保険などで資産形成していくことを提案しています。また医療保険の販売を行ったり、いま顧客が掛けている保険の見直しアドバイスも行うなど、顧客のニーズに応じて幅広く商品を提案しています。
銀行の営業は法人、ローン、資産運用担当者がリレーションを図って営業していきます。もちろん、法人先の社長やアパートローン先は資産家の方が多いので相続税対策に興味がある方が多いです。逆に資産運用に興味がある人が住宅ローンを組むことを検討している場合もあります。法人、個人、窓口と担当は分かれていますが、銀行の仕事は全て繋がっています。