広告代理店は残業時間が長いということは一般的に知られていることですが、営業の仕事も同じですか?
広告代理店の営業の残業時間にまつわるあるある話を知りたいです。教えて下さい。
質問
広告代理店営業の残業時間にまつわるあるある話とは?111view
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回答
1件の回答
広告代理店の仕事をしていると、残業時間が月に100時間を超えることはざらにあります。例えば、ニュースで【驚愕の残業時間80時間超え!!】と報道されていても「80時間て少ない方じゃないか」と思っている人はたくさんいると思います。「残業時間の80時間超えを少ないと思うこと」がこの業界のあるあるだと思います。
しかし、他の業種の方にこの残業時間の話をしても信じてもらえないこともあります。そのくらい異常なことなのでしょうが、広告業界ではいたって一般的な残業時間だと思います。
私の場合は、書面上は9:00~18:00の勤務ということになっておりましたが、勤めていた約2年間は、22:00以前に帰れたことなどほぼなかったといっても過言ではありません。メンバーとよく「我が社の定時は24時だからなー」などと冗談を言い合っておりました。仕事のピーク時になると徹夜もありましたし、タクシー帰宅は常連でした。印刷の媒体もやっておりましたので、24時間稼働している工場からはひっきりなしに電話がかかってきます。夜中の2,3時でも関係ありません。もちろん、土日や年末年始も関係ありませんので、常に仕事用の携帯電話は手放せませんし、旅行などには行けませんでした。行くとしてもパソコンを持参、インターネットがつながらない海外などには行けませんでした。
営業という職種柄、休みの日でもお客様からの電話に出ないという選択肢はありませんでしたので、365日いつでも戦闘態勢で仕事に取り組んでおりました。
インフルエンザ、ノロウイルスなど出勤停止の時も、仕事は待ってくれませんので体に鞭をうちながら家で仕事をしておりました。
お客様はアパレルや車関係の方が多かったのですが、商品価格を大手の競合他社と比較してくるので、私が勤めていたような小さい会社ができることといえば、身を削って納期を早めることぐらいでした。故に、短期間での作業が求められ、残業時間が膨大な時間となるのです。商品企画、商品提案、見積、印刷手配、納期の調整、作業人員確保、商品発送までを管理していたので、時間はいくらあっても足りませんでした。通常通り納品できたとしても足らない時間ですが、印刷ミスやデータ不備など、トラブルも多々あるので、その対応に追われる日々でした。
会社も残業時間を減らすために、業務分担、人員の補足など、いろいろと対策をしていましたが改善されることがありませんでした。結局のところは、広告業界の体質のような気がしております。目まぐるしい広告業界を渡り歩くには避けて通れない残業時間問題。体力と気力が必要な業界だと思います。