ドラッグストアに転職して登録販売者の資格を取りたいと思っています。医薬品に関する知識が身に付く有益な資格だと思っています。登録販売者の仕事内容とは実際どのようなものですか?詳しく教えてほしいです!
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ドラッグストアの登録販売者の仕事内容を教えて!309view
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ドラックストアにおける登録販売者は、医薬品の販売を中心とした多様な業務を担当することになります。しかし、ドラッグストアにおける販売の中心となるOTC医薬品、その全てを登録販売者が扱えるわけではありません。医療用に準じた内容であり市販の認可がおりたばかりの要指導医薬品や、第1類医薬品は薬剤師がいなければ販売することができません。第二類医薬品及び第三類医薬品などが登録販売者の販売範囲となります。
とはいえ、人件費の問題もあり、薬剤師が常駐しているドラッグストアが少数派であることは間違いありません。そのドラッグストアにおける薬剤のスペシャリストとして期待されることになります。
近年はセルフメディケーションに注目が集まっていることもあり、お客さんが病院ではなくドラッグストアでも対応できるだろうという期待を持っていることが多いため、「こういった症状が出ているのでどの薬がいいか」「このような傷には何をつければいいのか」といった質問を受ける機会も多くなっています。登録販売者は医療従事者という扱いにはなりますが、医師ではないため診断を行うことはできませんので可能な範囲でお客さんの症状を把握した上で、市販されている薬の対応範囲を判断し、慎重に販売にあたる必要があります。
また、市販薬とはいえ副作用のリスクはあるため、場合に寄っては販売をしないという対応も求められます。お客様から聞き取った内容が市販薬の範疇を超えていると思われる場合は、医師への受診を勧める必要もあります。要点を押さえた質問ができる話術も、登録販売者には必須です。
また今までは問題が無かった薬剤でも、随時、厚生労働省などから緊急安全性情報が出ていないかなど、常に情報収集を怠らないのも大切です。
前述のような、既に出ている症状への対症療法的な薬剤のアドバイス以外にも、サプリメントや漢方薬などを用いた予防に興味を持っているお客さんと接する機会も多いため、より広範な知識を求められます。
また、薬剤以外にも、仕事は多岐にわたります。最近のドラッグストアは医薬品や健康食品だけではなく、日用雑貨や食品、化粧品や紙製品など多様な商品を取り扱うため、多くの場合、それらの発注・販売・管理を主体として行うことになります。医薬品の販売だけではなく、それぞれ担当する売り場についても専門的な知識を求められることとなります。
特に、テレビなどで紹介された健康情報や、掃除の情報などに売り場がおおきく左右される為、販売業ということで不定期な生活とはなりますが、メディア情報に意識を向けるのも大切です。