食品メーカーの工場勤務をしている25歳の男です。
自分の将来について深く考えるようになり、よりよい職場・将来的に技術を身に付けられる職場に転職したいと思うようになりました。
そこで、原料メーカー工場の保全業務が良いのではないかと思うのですが、この仕事に就くメリットとデメリットは何ですか?将来的に役立つ資格を取得出来たりするのでしょうか?教えて下さい。
質問
原料メーカー工場の保全業務に就くメリット・デメリットは?14view
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回答
1件の回答
工場設備の保全・維持・管理業務を行っていく上でのメリット・デメリットについて紹介します。
<メリット>
私が勤務しているのは、従業員500人程の原料メーカーの工場で、主に機械設備の保全・維持・管理業務を行っています。俗に言われる「保全」です。
・保全とは、工場の生産については「支援Gr」です。実際に生産を産んでいるわけではありません。従って、たとえ工場が24時間、365日で生産をしていたとしても休みは基本的に土日休みで、日勤です。
これは長い目で見れば大きなメリットだと考えます。
・保全業務を行うという事は、専門職で有り機械設備に関係する知識を身に着けていく事になります。
この知識は他のどの工場へ行っても基本は変わらず、例え転職したとしても、同様の職種で有れば即戦力として採用されると思われます。
また、どこの会社でも即戦力となる保全業務メンバーは欲しがっていると伺った事があります。
・保全作業を行うに辺り、様々な資格が必要になります。
現在の生産現場では資格が無いと作業させて貰えない現場が大半を占めていると認識しています。
例えば、「フォークリフト」「玉かけ」「クレーン類」を始め、基本的な資格は勿論。
業務内容にもよりますが、「保全技能士」「ボイラー整備士」「危険物取扱者」等の専門的な国家資格も、会社バックアップの下講習に行って、試験を受けることが可能です。
長い目で見た場合、大きなメリットだと考えます。
<デメリット>
・大きく感じているのは「呼出し」
当然、設備という物は予定通りに壊れてくれるわけではありません。
24時間・365日動いていれば、いつ呼び出されてもおかしくないのです。
会社によって、やり方はあるかと思いますが、私の努めている会社では、当番制で対応しており、当番の日はなるべく市内なか出ず、いつでも出社出来るように意識しています。
・保全業務は、専門的な知識が求められる分、少人数で業務を遂行する所が少なくないはず。
また社内での移動等が少ない職場とも言え、人間関係がこじれるとずっと引きずる事になります。
・怪我のリスクの高い職業
保全ですので、当然設備が普通の時では無い、非定常な現場での作業となります。
当然思いがけない事態にもなりますので、それを予測して行動しますが、当然全てが予想出来るわけでは無く、怪我に繋がる危険性も高い職場だと感じています。
・少人数で、メンバーの入れ替わりが少ないと書きましたが、昇進のしにくさも出てきます。
年功序列で、年上の人が偉くなる。そんな職場です。