憧れの「旅行代理店」に転職したいです。
はじめまして!アラサーの独身女性でございます。
文章を書くのが好きで、これまでずっと旅行代理店のパンフレットに記載する文章などを専門に執筆してきました。
一応、企業に属している形での雇用形態でしたので、固定給ですし、微々たるものですがボーナスもありました。
一方で最近は、仕事をこなしているうちに、実際に旅行代理店で働いてみたいと思った次第です。
色々と業界研究をしていますが、
「給与は安い」
「残業は多い」
「出張が多い」
など、ネガティブな意見を多く見聞きします。
旅行代理店の職種は人気があると思いますので、それほどネガティブな業界ではないのではないかと勝手に想像していたので、少しびっくりしています。
好きなことを仕事にしたい!と思ってこのたび、転職しようと思っていますが、出来ればネガティブな意見だけでなく、ポジティブな業界話なども聞ければ嬉しいです!
質問
企業で雇われの「旅行ライター」から「旅行代理店」に転職したい60view
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回答
6件の回答
これからラグビーのW杯もありますし、2020年のオリンピックもありますので、業界的には、追い風と言って差し支えない業界だと思います。
ですが一つだけアドバイスを。
「カウンター営業」をメインに行っている旅行代理店だけは、お控えくださいませ。
なんだか、この「カウンター営業」をしている旅行代理店って最近少なくなっているイメージがありませんか?JTBや近畿日本ツーリストは、このカウンター営業をどんどん廃止していますし、「あなたの街の営業所から」がキャッチフレーズだった読売旅行に至っては、営業所自体をどんどん廃止しています。
要するに、「旅行をカウンターで売り買いする」というのは時代に合っていないんですよね。世間がもう、そういう旅行を求めていないんです。
今はネット時代です。LCCの台頭により、金銭的にもスケジュール的にも思い立ったら気軽に海外旅行だって行ける時代が到来しています。自分で航空券やホテルをとって、自分でカスタマイズした旅行のスタイルがどんどん主流になってきます。
その中で、昔風情漂う「カウンター営業」に注力している旅行会社は、将来性という意味では決して明るくないと思います。
ここ2~3年で一番急成長している旅行代理店ってどこかわかりますか?
楽天トラベルとか、DeNAトラベルなど、ネット販売専門の会社です。
「良いツアーとは、売れるツアー」という意見、面白いですね。なるほどなぁと思いました。
具体的に会社名を出しても良いならば、私自身で体験した(あるいは見聞きした)大手旅行会社の傾向をお話ししたいと思います。
■JTB…さすが世界一の売上高を誇る旅行代理店です。あまり冒険的な商品造成は少なく、ベーシックな商品プラス、自社のブランドで勝負をしています。
■阪急交通社…商品造成に関しては、かなり風通しが悪いです。大会社特有の、「当たり障りのない商品」が多く、阪急電鉄やホテル・不動産などが収益のメインのため、旅行に関しては力を入れているとは言えません。
■読売旅行…バスツアーが強い旅行代理店です。バックが世界一の新聞社ですが、たまに「日帰りツアー3,999円」など、面白い仕掛けをしてきます。
■はとバス…今一番伸びている旅行会社ではないでしょうか。インバウンド特需を利用したり、バスガイドや2階建てバスなど、他社との差別化で独自路線を確固たるものにしています。
■H.I.S…新しい世代の旅行会社です。ここの最大の強みは、「広告費が他社より少なくて済む」ということ。何十万人というメルマガ会員向けにダイレクトメールを送ることで集客を図っています。普通の旅行会社でしたら大きな費用がかかる、この「広告費」がかからないため、魅力的な料金でツアーが実施されています。
ちなみに僕が新卒で入社した「JTB」は、約15年前は、「日本の旅行会社で一番最初にノー残業」を実施した旅行会社として少し有名になりました。
現在では、一応部署の中ではやっているところもあるようですが、すべては絵に描いた餅のようです。
既に回答をしている方もいますが、「儲ければなんでも良い」という意見は、賛同します。
もう少し実体験をもとにして話をさせて頂きますね。
あるとき、尊敬している上司から
「良いツアーっていうのはどんなツアーだと思う?」
と質問を受けました。
私は差しさわりのない答えを返したのですが、その上位曰く、
「良いツアーとは、売れるツアー」だとのことです。
要は、こう言ういうことです。
旅行が好きで、観光地もすごく詳しい人が、他の人には考えられない旅行商品を作ったとします。ですがそれが、イコール、「良いツアー」とは必ずしも言えないんですよね。
素晴らしい内容のツアーでも、それがマニアックすぎたり、世間一般に受け入れないようならば、売れないし、良いツアーとは言えません。
内容に真新しさがなくても、値段が高くても、「売れる商品」が良いツアーの証拠なのです。
前の方がおっしゃっていたように、「儲けさえすれば何をやっても良い」という風潮は確かにあります。ですが、それはつまり、「売れる商品を作れ」ってことなんですよね。
旅行業界全体としてみれば、自由な風潮が比較的強い業界ではあると思います。ですがそこで働いている人は、それこそ会社の昼休みでも休日でも、アンテナを張り巡らせて「売れるネタ」を常に探しているというのは、覚えておいて損はないと思います。
「給与は安い」
…確かに、同年代の他業種に比べたら、決して高いとは言えない
「残業は多い」
…会社によってはノー残業とか言ってる会社もあるようですが、基本はサービス業なので残業は多い業界
「出張が多い」
…添乗、出張など、旅行会社なんだから当然
旅行ライターって言っても、ようは、物書きのことですよね?
旅行代理店の仕事は「旅行を作ること」です。
つまり、「無」から、「旅行」という「商品」として形にする仕事です。
ですが旅行ライターとは、その「商品」が出来上がった後で、商品の説明や紹介などを文章で書く仕事ですよね?
好きこそものの上手なれとは言いますし、同じ「旅行」という括りでは同じかもしれませんが、実際の業務は全く異なると思いますよ。
旅行代理店と言っても大手から街中の旅行会社まで様々。
扱っているのも主に
■一種…海外・国内すべて
■二種…海外一部・国内すべて
■三種…海外・国内とも一部のみ
など多種多様なため、一概には言えませんが…。
私が勤めていた、とある地方の小さな旅行代理店のことをお話ししますね。
一応、一種の旅行代理店だったのですが、業務の3本柱がありまして、
①企画業務
②添乗業務
③精算業務
この3つになります。
まず①に関して。これは想像つきますよね。
一種の代理店でしたので、国内・海外問わず何でも「儲けることが出来るならば(ここが重要です!)」企画しても大丈夫な社風でした。
婚活バスツアーもやりましたし、何百万円もする豪華客船クルーズもやりました。「儲かる」ことを念頭に置いて、何でもやりましたよ。
②に関して、「添乗」と言いまして、私の会社ではこの添乗員の仕事もメインでやっていました。
特に入社してまだ日が浅い方は添乗業務をすることで、①の企画力にも結び付くと思われますので、どの会社に入っても、まずはこの添乗業務をメインで行うことになると思われます。
そして③の「精算業務」、つまり、自分の作ったツアーがどれだけ儲かったかの計算業務です。
以上3つの柱に関しては、その割合の差はあれど、どの会社も必ず行う業務になります。
①では「頭の柔らかさ」、②では「ガッツややる気」、そして③では「業務遂行力」が求められます。
ライターさんの業務とつながるところがあるかどうかはわかりませんが、少しは参考になれば幸いです。