看護師5年目です。総合病院へ転職したところ、地域包括ケア病棟へ配属される事になりました。
地域包括ケア病棟で働くと、どんなメリットがありますか?また、デメリットはありますか?
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質問
地域包括ケア病棟看護師のメリット、デメリットについて156view
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回答
1件の回答
地域包括ケア病棟は急性期治療を終えた患者の退院支援を主に行う病棟です。
私が働いている病院は消化器、ガン中心の病棟で、地域包括ケア病棟に転棟してくる患者は、手術や治療により体力の衰えた患者が退院までリハビリをしたり、自宅に帰ることが出来ない患者の退院先を検討しないといけない患者がたくさんいます。
この病棟、病院で看護師として働くメリットは働く病院によって大きく変わってはくるが、この病院は給料が良いことです。
看護師は夜勤をするかしないか、病棟か外来か働く場所で大きく異なってきますが、良いところは年収700万ある所もあり、低いと300万程度のところもあり、大きく差があります。私が働いている病院は低くはないと思います。給料以外のメリットは患者さんに「ありがとう」と言われることも多く、全身状態が不良だった患者さんが元気になって退院してくれるところを見られることも看護師をやっていて良かったと思えるところです。他には医療に対する知識が豊富なため、自宅で怪我したり、急変の場に遭遇しても、対処が出来ることです。
デメリットとしてはこの病棟は先程退院先を検討する患者が転棟してくると書きましたが、実際は認知症やせん妄のひどい患者、転倒したり、徘徊などのある目を離せない患者が多く、業務が滞ることが多いことはすごくストレスです。他にそのような患者さんからの暴言、暴力、認知症による徘徊やせん妄により、休憩もままならず、その患者につきっきりとなって他の患者を診ることが出来ないことも多々あります。そのような患者に対し、薬などで認知症やせん妄を軽減させて欲しいことを医師に訴えてもあまり取り合ってもらえないことや、家族へ協力を依頼しても協力が得られず、担当している看護師だけが負担を負わなければいけないのはかなりのストレスです。
以上のように身体的、精神的苦痛やストレスを与えられることが多いことがこの病院、病棟で働くデメリットです。他にも休日出勤で研修や研究をすることが多く、休みが潰れたり、残業が多いです。休日出勤では給料も出ないため、通常業務以外のストレスやすることが多いこともデメリットの1つです。
看護師として働くメリットで給料が多いと書きましたが、夜勤も月に5回したり、休日出勤が多いこと、身体的・精神的ストレスが多いことを考えるとあまり給料は多くないと思ったりすることも時々あります。もう少し看護師に対する処遇を考えていただきたいと思います。