経理職がキャリアアップしていくためには?134view

経理職としてキャリアアップしていくためには、一部上場企業などの大手企業を目指すべきでしょうか?非上場企業で経理全般を担当する方が良いのでしょうか?アドバイスをお願いします。

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回答

1件の回答

  1. palheiro 2018/05/27 9:17

    一部上場企業で経理職の仕事に就いています。まず日常業務ですが、これについてはどこの企業も同じような流れだと思いますが、経費処理・売上計上・現金処理・口座管理(出納)・支払、売掛処理などの業務が中心になります。小口現金、口座の出納担当などであれば一日の終わりに締め業務などがあったり、未払金の担当であれば月の流れを意識して請求書管理をしたりなど、時間の流れも業務によって変わります。

    日常業務の経理を担当することで出来るキャリアアップは、何よりも「会社の一連の経理業務が一通りできること」。これに尽きます。
    どんな会社でも経理業務のない会社は存在しないため、転職などを考えたときにも他の会社の経理事務として就職活動はしやすいです。
    決算なども経験していれば、会計事務所や税理士事務所などへの転職も視野に入れやすいです。

    私が経験した一部上場企業の経理事務と、非上場企業の経理事務の違いはやはり決算にあります。
    上場企業は非上場企業と比べて、決算業務に細かい制約やスケジュールが存在します。
    上場企業は年次決算を3か月ごと報告する四半期報告書、決算短信、有価証券報告書などの作成・開示などが義務付けられていますから、かなり細かいスケジューリングを組んで、1つのプロジェクトのように業務を進める必要があります。
    それにともなって、税理士や監査法人の方との打ち合わせなども多く、外部とのやりとりも多いので専門知識が身に付きやすい(会社によっては最初から経理の専門知識を求めた求人も多い)と言えます。
    キャリアアップを目指すのであれば、簿記検定取得(できれば2級以上)、非上場の企業の経理を経験、上場企業の経理職へ転職、という流れが一番スムーズなように思えますが、新卒で無資格のまま上場企業に入社する場合や、転職組も多い職種のため、このルートが一番のキャリアアップへの近道、とは言い切れません。

    非上場企業では会社の経理の仕組みをじっくりと把握できるので、大まかな経理知識や会社のお金の流れが把握できるメリットがありますし、上場企業では専門知識に特化した、1つのプロジェクトとして動く経理を経験できるというメリットがあります。
    キャリアアップという観点から行くと、上場企業の経理に最初から入りその中で出世を目指す、もしくはその経験を生かして会計事務所などへの転職をするイメージですが、逆に上場企業から中小企業の経理に転職することがキャリアダウンと言うわけではなく、中小企業の経理は幅の広い仕事をこなすマルチタスクな能力が必要なので、「広く浅い非上場経理」か「深く細かい上場経理」どちらが自分に合っているのかを考えてチョイスする方が賢明です。
    実際、上場企業の経理は制約も多く、監査や開示書類の審査も厳しいため、決算前後については非上場よりも残業などの覚悟は必要です。
    ただ、一部上場企業にはネームバリューがあるので、今後も経理職として専門性を高めたい・年収UPを考えたいという場合であれば、大きな会社に勤めた方が、転職するにしても有利という部分はあると思います。

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