居酒屋チェーン店の社員に転職したいと考えています。学生時代に居酒屋でアルバイトをしていたので、接客に関しては自信があります。
しかし、社員となると仕事内容もまた違うのではないかという不安もあります。
居酒屋チェーン店の社員になると、どんなメリット・デメリットがありますか?
質問
居酒屋チェーン店の社員のメリット、デメリットは何ですか?802view
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回答
1件の回答
私は、短期大学を出た後、某居酒屋チェーンの社員になりました。初めての就職ということもあり、不安もありましたが、学生時代にアルバイトをしていた店で、社員の人たちがとてもいきいきと仕事をしている姿を見てきたので、きっと楽しい仕事に違いないと思い期待が大きかったです。
私がアルバイトで勤務していた店舗の社員は、比較的早く家に帰っていたし、休日もそれなりにたくさんあったので、楽ではないにしろ、とても大変な仕事という印象があまりありませんでした。
しかし現実は違いました。まず最初に突き当たった壁は、売り上げのノルマです。店舗ごとにノルマがあり、それを達成するために配る広告を折ったり、店舗に貼るポスターを作ったり、また、ノルマが達成できなかった場合も、達成できた場合にも、改善点や良かった点などのレポートがあり、実際に店で働く以上にたくさんの持ち帰りの仕事がありました。
また、私はサブチーフだったため、チーフからの命令は絶対でした。売り上げの計算や、在庫の確認、備品の整理、銀行への入金、足りない物の補充のために他店へ借り物をしに行ったりなど、毎日することがたくさんでした。チーフと仕事が2分割だったらまだよかったのですが、チーフは私に仕事を任せて先に帰ってしまいました。毎日やることを終わらせてからの退勤なので、深夜1時を超えることはよくありました。それでも、次の日は8時には出勤だったので、毎日へとへとでした。まだ、週に一度は必ず休みがあったのが救いでした。しかし、お盆や正月などの繁忙期は休むことができず、14連勤とかの月もありました。
また、もう一つ苦痛だったのは、アルバイトの採用の業務です。少ない面接の時間で適性を見分けるのは難しく、とりあえず問題のなさそうな子だったら採用していましたが、なかなか続かない子が多く、採用を担当した者としてチーフからは嫌味を言われるし、突然来なくなったバイトの空きを埋めるために、休日を返上して出勤する日もありました。
それと、チェーン店なので、3年ごとくらいに社員は変わりますが、アルバイトやパートで長年勤務している人の方が店内でも発言権があり、社員なのになぜか肩身が狭い思いもしました。
こうやって私の文章を見ると、嫌なことばかりと思うかもしれませんが、いいことももちろんありました。お客様は、頑張って働く姿を見てよく褒めてくださったし、実際に自分のした仕事が売り上げに繋がるととても嬉しかったです。
これから飲食店業に就職しようと思っている人に言いたいのは、飲食店業は決して楽な仕事ではないということです。