建設業の電気設備施工管理の仕事内容を知りたい!479view

建設業の中で、電気設備施工管理という電気関係の設備を管理する仕事に就きたいです。
具体的な仕事内容を知りたいので、経験者の方、現職で活躍中の方に教えていただけたら幸いです。お願いします。

年収600万以上・残業なしなど好条件求人多数!

  1. 転職最大手の「リクルート」は求人件数の多さはもちろん、カバーする業種・職種の幅も業界トップ級で常に人気が高い!

  2. 転職業界大手の「マイナビ」!スキルや年収を適正に評価し、年収を最大限アップできるように担当者が徹底サポート!

  3. 年収アップに自信あり!利用者の7割以上が年収アップ!リクルートエージェントやマイナビエージェントと併用する人も多い!

質問に回答するにはログインしてください。

回答

1件の回答

  1. turugaya 2018/04/10 14:19

    建設業の電気設備施工管理は、施工管理、現場監督と言った方が馴染みが深いかも知れない。
    現場監督と言うと一般的には作業を行っている人(職人)に対して、作業指示等を行っているのが主な業務と思われるかも知れないが現実は全く違う。
    電気設備の施工管理とは、携わる建物種別・規模に寄っても違いはあるが書類作成、打ち合わせ、図面作成、予算管理等多岐にわたり必要な知識も膨大である。
    例として9階建て位の事務所ビルを建てる場合に考えられる業務内容に関して言えば、まずは建物を建てる際には杭を打つ。少し前に色々と問題になりニュースで取り上げられた工事内容である。その際に地中を掘る、そうするとそこに接地(アース)を取るために板若しくは棒を地中に打ち込む。家庭で言えば洗濯機や冷蔵庫・電子レンジなどをコンセントに接続する際に接続する緑色の電線がどこに行ってるかと言えばこれである。電気は流れやすい所に流れるので人より流れやすい環境を作ってやれば地中に流れていき、結果として感電を防げる。
    接地には建物の高さに寄っても違いがあるが、屋上に設置されている先端が尖がっている棒、避雷針も地中に繋がっている。これは雷対策となる。
    避雷針も接地(アース)と一緒で雷が流れやすい方に向かって行ってくれるので落雷事故を未然に防ぐ為には必要な設備となる。
    接地がどういった設備に必要か、なぜ必要か、必要ならばどう言った施工方法が良いのか。これを設計図を元にして検討して、法律であったり建物の構造であったり関連する事柄との関連性を拾い出し、関係する会社・担当者と連絡を取り、打ち合わせを行い、施工図を作成する。
    施工図を元に必要な資材・機材を発注、段取りして適切なタイミングで現場へ納入する。そして作業員(職人)も適切なタイミングで現場に作業に来るように指示・連絡を行う。
    作業が始まれば作業順序は適切か、使用工具・材料は間違っていないか、施工図と相違なく施工しているか等々数え上げれば切りが無い程の内容を確認して工事記録写真も撮影する。
    事前に作成した施工図の通りに100%現場で施工出来るとは限らないので、施工図と違う位置・内容であれば現場施工後に施工図の修正も必要となる。
    近年の建設現場は工期が年々短くなって言っており、ある意味では良い事ではあるし時代が求めている事なのかも知れないが電気設備に限らず工期が短くなると言うことは施工管理を行う人間に取っては同じ仕事量をより短時間で進める必要がある為、担当者レベルでの疲弊は想像を絶する物である。そこに来ての近年の労働時間に対する改善対策はIT化で業務改善出来た量に比べても人手不足になるのは目に見えている。
    電気設備施工管理は分かりやすい物で言えば、多くの人が毎日目にしているであろう電灯設備(照明器具)や馴染みが無いであろう受変電設備等その他強電・弱電と言われている電気が必要なもの、電気で動いているもの、電気が流れるであろうものを誰でも問題無く使用出来るようにするのが仕事である。

ページ上部へ移動する