銀行の窓口業務は、銀行の顔として注目される仕事だと思います。この業務をしていてよかった事、メリットと思った事を教えて下さい。逆にデメリットはありましたか?併せて教えていただけると参考になります。
質問
銀行の窓口業務をしてよかった事、メリットは?デメリットはある?220view
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回答
1件の回答
銀行員の窓口業務は簡単なように見えてとても複雑な仕事です。正しい処理を行うことはもちろん、お客様をお待たせしないように迅速な処理も大事となってきます。
この仕事をしていてのメリットはいくつかありますが、わたしがもっとも強く感じたメリットは、銀行業務を覚えることが社会生活にも役立ったということです。
大学卒業後、二十代前半で入行しましたが、1ヶ月2ヶ月と続けていくうちに、同世代の友人よりも貯蓄のことや税金、資産運用のことなどが身に付いている感覚がありました。
若いうちからお金のことなんて…と無関心になるのではなく、将来を見据えて給与から貯蓄が出来たのも、銀行での経験があったからこそと思っています。
また、窓口業務は銀行の玄関なので、実に様々な職種の方と出会うことができます。それぞれの業界について知れるということはなかなか普通では出来ないことじゃないかと思います。さらに経理担当の方と仲良くなると、その会社の近くにあるおいしいお店も教えてもらえたりして、思わぬラッキーもありました。
あとはやはり、銀行の快適さです。パソコンや、オープン出納といった機械に囲まれているので空調管理は絶対でした。暑さ寒さで機械にエラーが起こってしまってはお客様に多大なる迷惑をおかけするからです。
そのおかげもあって、窓口にいる間は暑さ、寒さに苦しんだことは一度もありませんでした。
銀行窓口業務でのデメリットというと、覚えることの量が多すぎる、そして覚えた内容がまた変わって新たに覚え直しということが頻繁にあるということでした。
預金ひとつにしても、普通預金、定期預金を始め、さまざまな商品があったので最初のうちは先輩に助けてもらってばかりでした。
先輩たちもメモや資料をファイリングして、よく見直していたので、この仕事は続けている限り勉強することが大事なんだと思いました。
また、窓口業務は受け付け、返却がセットなので、お客様からいただくべきところに判子がなかったり、記入漏れがあったりすると勤務時間が終了しても、お客様に連絡をし続けることもありました。
すぐ連絡がつく方は良いのですが、遠方のお客様だとなかなか難しく、支店長と共にご自宅へ訪問したこともありました。
とにかく銀行は一つ一つの業務がしっかりしていないとといけないので、処理した通帳等お返しする際には伝票に何か抜けているところはないかとすごく神経を使いました。
そして銀行窓口の最大の修羅場は年末です。次から次へとお客様が来られて、食事休憩もこのときばかりは取れないこともあります。年末年始のような長期休暇に入る前のミスなんて本当に取り返しのつかないことになってしまうので、いつも以上に慎重にするのですが混み合う店内にどうしても焦ってしまいます。
慎重に迅速に業務をするってなんて難しいんだというのがわたしの銀行員時代の感想です。