住宅設計士の理想と現実のギャップについて154view

設計事務所で住宅設計士として働き、クライアントの望みに応えられる住宅を設計できる人になりたいと思っています。しかし、そんなに良い話ばかりではなく、大変な事、予想外の事もあると思います。
そこで現役の方にお聞きしたいのですが、住宅設計士が理想と現実のギャップを感じることはありますか?

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1件の回答

  1. kasino_4a 2018/03/28 14:12

    私は、ある設計事務所に勤務しております。学生の頃は、クライアントの望みに答え、雑誌などにも掲載される様な建物を設計、描き、おしゃれな格好で街中をさっそうと歩く・・・
    そんなかっこいい職業と考えておりました。

    ですが、実際に就職をしてみるとそんな理想は、すぐに崩れ去りました。

    なぜかと言うと、予算との闘いがあります。不景気のこのご時世なかなか予算が出せずによい建材・設備を使うことが出来ず、悩みました。お客さんも「安い仕様で」とか「もっと安くならないのか」とかをよく話してきます。良いものは高い、安いものは、はやりそれなりのものになります。その中で頭をひねり、どこまでなら妥協できるかですとか、どう工夫したらよく見えるか等、度々悩まされます。
    クライアントも様々な人がいて、無理難題を押し付けてくる人もいます。当然建築物を建てるためには、そのための許可が必要となりますが、その中には様々な法的な制限が掛かってきます。耐震強度の件や防火の規定等々、それらをわかってくださる方もおりますが、「どうしてできないんだ」や「自分ちなんだから関係ないだろ」とか言ってくる人もいます。そんな方々に一つづつ丁寧に説明し、分かってもらい進めていく必要があります。これは正直かなり精神的に疲れたりします。

    街中をさっそうと歩くなんてとんでもないです。実際には、現場調査と言って建物を建てる場所に赴き、その場の測量や敷地の形状の確認などを行います。わたくしも毎日、畑や田んぼに入ったり、草むらの中に入ったりしております。行政やお客さんとの打合せがあるため、スーツは来ているのですがその格好で現場に行くので、すぐにドロドロになってしまいます。建築士には工事の監理という仕事もあり、これは実際に建築中の現場に行き、図面と現場が同じようにできているか等を確認しなければなりません。当然、夏も冬もこの作業は現場が動いていれば行われます。決して、きれいな事務所に閉じ籠もり、パソコンで図面を書いているだけということはありません。

    他にも、行政との様々な許可関係の打ち合わせがあります。最近はかなり行政の方も丁寧な方が増えてきましたが、まだまだ対応が遅かったり、横柄な態度をとったりする方が多いです。場合によっては、ひどい言い方をされたり、何度も同じ作業を無駄にやらされたりなど、嫌がらせかと思われることを受けることもあり、心が折れそうになることも多々あります。

    簡単にとなりますが、かなり一般的に考えられている理想論の建築士の像と現実は、全然違うものと言えます。しかし、その中でもいろいろなお客さんとの出会いや業者との繋がりなど楽しい部分も沢山あります。毎年更新される法令、材料等を頭に入れ行政とやり取りをしながら、理想の家を建てていく・・・そんな仕事です。正直かなり大変な仕事だと思いますが、非常に楽しい職業であると思います。

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