ファッションバイヤー、理想と現実のギャップで悩むことは?174view

アパレル業界の中でも、ひときわキラキラしたイメージのあるファッションバイヤー。アパレル業界で仕事をしていると、バイヤーになりたいという気持ちが湧いてきます。
憧れのファッションバイヤーですが、理想と現実のギャップに苦しんだこと、悩んだことはありますか?どんなことで悩むのですか?また、その悩みを解決する方法とは何ですか?差支えない範囲で教えてください。

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1件の回答

  1. yonehasi_m 2018/03/27 11:26

    アパレル企業でのバイヤーは、過去の気候や流行、店舗ごとの売り上げ実績からどういった洋服が売れるのかを分析し、未来に実際に売れる商品を買い付ける仕事です。海外ブランドを取り扱う企業であれば、海外への出張や、業界人しか入ることのできないファッションショー、有名なデザイナーと直接コミュニケーションをとれる機会があるなど、非常に華やかで魅力的な仕事です。
    友人や知り合いなどに仕事の内容を説明したり、初めて会った相手に自己紹介をする時などには、「おしゃれそう」「かっこいい」「華やか」などの印象を持たれることが多いです。仕事を通じてこだわりのつまった服やそのデザイナーと接したり、また周りもおしゃれな人が多いので、自分の感性も磨かれていきます。
    バイヤーの仕事は自分の感性のままに服や雑貨を買い集めるというイメージがあるものの、実際は昨年度の実績や、店舗の顧客層、季節、流行といったデータを分析してバイイングを行なっていく作業でもあります。しかし、最後の決め手になるのはバイヤー自身の感性であったり、この服を売りたい、この服は売れる、といった情熱です。実績で黒い色の服が多く売れるというデータがあったとしても、その年のコレクションのテーマやデザイナー自身の思いを汲み取り、無難に売れる黒ではなく、赤を選ぶ、という選択をする場合もあります。データだけでなく、自分の感性を磨き、それを信じて買い付けしたものがお客様の心をとらえるというのが、バイヤーの仕事の醍醐味だと言えます。

    ファッションが好きで華やかな世界に憧れる人にとって、アパレル企業のバイヤーは理想の仕事であり、競争率の高い狭き門でもある反面、理想と現実のギャップに苦しみ離職してしまう人が多いのも現状です。
    離職理由で一番多いのは、華やかなイメージの裏ではほとんど休日が取れなかったり、出張続きで体力の限界を感じてしまうというものです。実際に、ファッションの世界は春夏、秋冬の大きく分けて2回のファッションショーの時期がありますが、地域によって時期がずれていたり、その間にもアーリーウィンターコレクション、スプリングコレクションなどに参加するなど、ほぼ1年中日本と海外を往復していることも少なくありません。憧れているうちは忙しくしている時間も楽しめることもありますが、友人や恋人との予定が合わなかったり、時差ぼけや体調が悪い中でも仕事を休むことができないなど、自分自身に使う時間がほとんどない場合もあります。
    一見周りに憧れられる職業に就いていて、海外と日本を往復する充実した生活を送る一方、堅実な職に就き、趣味や恋人、友人との時間を大切にしている人と自分の生活を比べてしまい、自分には仕事しかない、体力的にもこの先続けられるかわからない、と不安な気持ちに押しつぶされ、離職という道を選んでしまう場合もあります。
    こうしたケースは、自分の本当にやりたい事やなりたい将来と、人から憧れられる満足感を混同してしまい疲れてしまう場合が多いようです。華やかで人に自慢できるおしゃれな仕事としてだけでなく、バイヤー本来の仕事の喜びや楽しさを忘れない事が、理想と現実のギャップに悩まずにいられる秘訣だと思います。

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