金融機関の中でも、安定していて社会的地位の高い銀行に就職したいと思っています。女性ですので、窓口業務などを担当する一般職を希望しています。銀行に就職してよかったというメリット、逆にデメリットに感じることを教えて下さい!
質問
銀行の窓口業務のメリット・デメリットを教えてください!281view
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回答
1件の回答
銀行に勤めることの1番大きなメリットは、社会的地位があると人から見られることです。銀行に内定が決まった時は、両親も喜び、親戚での集まりでもちゃんと地に足をつけて働いていて偉い、祖母などは自慢の孫だと言って大変喜んでくれました。友人からも福利厚生がしっかりしていそう、お給料もいいんでしょ?とよく言われます。また合コンなどで銀行員だと話すと、どこの銀行?どこの支店?とぐいぐい聞かれ、男ウケも良いと思います。
2つめのメリットはたくさんの人と出会えるということ。離職率が高いせいもありますが、毎年新卒を大量採用していて、同期は100人くらいいました。また支店では3年に1度人事異動がある為、毎月人の入れ替わりがあるので飽きっぽい私には新鮮さがありました。支店が変わると新しく20人とか30人とかの人に会えるので、交友関係が広がって自分の考えに広がりが出来たと思います。また、どんなに相性の悪い上司でも、3年待てばどちらかが異動になると思うと耐えられました。
3つめのメリットは、金融の知識が身につくということです。毎日日経新聞で為替や株の動きを把握していないと接客ができない状況だった為、定期預金や資産運用の知識は嫌でも身につきます。金利の良い定期預金が出た際には、自分の預金を運用していました。また資金に余裕のあるお金持ちの相談も受けるので、お金に対する堅実な考え方は身に付いたと思います。
デメリットは、とにかくストレスの溜まる仕事だということです。よく1円でも勘定が合わないと帰れないと言われますが、本当にそうです。ただ現在はほどんど入出金は機械化されている為勘定が合わないということは滅多にありませんが、やはり稀にお金が合わないことが発生します。支店の現金を管理する担当(銀行によって「元方」や「出納」と呼びます)だった場合、営業終了後の3時以降に現金を確認する締め作業が発生しますが、合うまで一分一秒気が抜けません。よく精神的に不安定になる人や鬱になって休職する人もいますが、よくあることなので「またか」と誰も気にとめない雰囲気でした。
もう1つのデメリットは、一般的な事務スキルが一切身につかないことです。銀行の事務職は独自のシステムを使っている為、エクセルやワードは使いません。民間企業では事務といえばパソコンスキルを重視される為、いざ銀行以外の民間企業で営業事務や一般事務に転職したいとなった時に、事務職としてアピールできることが非常に少なくなります。