自動車部品メーカーの生産管理業務へ転職したいと思います。男性が多く、出会いが少ないイメージがありますが結婚や恋愛事情はどうなっていますか?
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自動車部品メーカーの生産管理勤務の結婚・恋愛事情って?131view
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自動車の部品を製造している会社の生産管理で働いているのですが、男所帯のため、結婚・恋愛事情は恵まれていない部類に入ります。昔は、新卒として採用する女性社員はお嫁さん候補として扱われていたようで、実際に社内恋愛から結婚に至った事例がいくつか見られます。しかし、現在は新卒として採用する人数が少ないので、新人の面倒を見ていくうちに恋が芽生えるケースは望み薄です。生産管理は現場でうろうろする部署だから、オフィスで座ったままの事務方との距離があって、その点も出会いのなさに拍車をかけています。
自社の中で出会いがあまりなく、それでいて取引先とは電話でやり取りをするだけで、関係者との恋愛についても期待できません。特に、自動車産業は全ての流通が最適化されているため、ほとんど自動的に取引が完了するのです。親しくなるどころか、取引先の担当者の顔を見る機会も得られないのが、この業界の結婚・恋愛事情を改善できない大きな理由の1つとなっています。会社の外に出れば、取引先の受付などの色々な人間に会えるのに、自社の生産ラインから離れられないまま、時間だけが過ぎていくのが現実です。もちろん、外部から若い女性が来ることもなく、どこを見ても作業服の男ばかりが目につきます。
製造業では工場から騒音などが発生するため、周囲に住宅地がない、工業団地などに社屋を構えるのが一般的です。私が勤めている会社も同じで、人里離れた山奥でひたすら部品の製造を行っています。そのため、ランチタイムに外食をして、そこの店員と仲良くなることすらできず、もはや自衛隊の駐屯地並みに隔離された環境です。一度その状況に慣れてしまうと、独身のまま勤続20年超えコースが確定であり、その実例が社内にどんどん増えています。会社として多少は危機感を覚えたのか、近年になって結婚相談所と提携しましたが、条件から入る婚活ではどこまで効果があるのか疑問です。
生産管理などの社内の既婚者たちは、だいたい外部で女性を見つけています。社会人サークルや学生時代からの恋人というのが定番で、安定した収入と福利厚生があるため、相手を選ばなければ婚活でも結婚できます。業界として保守的な考えが根強いため、結婚したらマイホームを持てという圧力が比較的ある会社です。既婚者と独身の格差が色々な意味で激しく、既婚者は現在の仕事を続けることで家庭を守っていくという動機があるのに対して、独身者は基本的にあまりに辛いようなら転職すると考えています。自分の家庭を持っていることを前提とした社風ゆえ、独身者に対する評価はあまり良くありません。