建設現場の現場監督の仕事内容について、具体的に教えて下さい。
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建設現場の現場監督の仕事内容を教えて下さい21view
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回答
1件の回答
都会・地方関係なく、どこの街を歩いていても必ず目に付くのが工事現場です。
住宅だけでなく、マンションや商業ビル、物販店舗など建設工事現場というのは、いわゆる大工さんやとび職さんだけでなく、数多くの職種の職人さんがいます。そんな職人さんたちを管理し動かすのが現場監督の仕事です。
現場監督は専門用語でいうと施工管理ともいい、読んで字のごとく管理が仕事です。
現場監督の仕事の上で最重要とされている4つの管理があります。
「品質管理」「原価管理」「工程管理」「安全管理」です。
4つの管理を「QCDA」と略して、記されている記事や書類も多いと思います。
では、4つの管理とは具体的にどんなことを管理するのか?という事を砕いて説明していきたいと思います。
「品質管理」
設計強度やコンクリート基礎の寸法誤差、内外装の仕上げ等、4つの管理の中で唯一目で見れる管理です。
いつも皆さんが見ている、外壁や壁紙、これらも一種の品質管理と言えます。
建物を作る上で、法的にも美観的にも重要な管理という事です。
「原価管理」
原価とはお金の事です。お金を大量にかければ綺麗で頑丈な建物はできます。
しかし、お客様にも予算というものがありますし、会社としても利益を出さなければならない。
いかにコスト内で抑えることができ、満足してもらえる建物を作るか。
この管理なくして、建物は立ちません。
「工程管理」
学生の頃、宿題を期日までに提出するといったことが誰しも1度は経験していると思います。
工期とは、着工から竣工までの工事期間の事です。
納期を守らないと赤点を取ってしまうように、工程を守らないとお客様に大迷惑をかけてしまいます。
いかに限られた工期の中で建物を作るか、それは現場監督の工程管理次第です。
「安全管理」
安全第一という言葉が今の日本には当たり前にはびこっているように、安全第一は工事現場でも変わりません。
ヘルメットや命綱の着用を常に呼びかけ、危険予知運動を朝にしています。
人命というのは何より大切でありますので、口酸っぱくして言うこともあります。
これら4つの管理がメインですがその他細々したのは多々あります。
いつでもこれらの管理が抜けていれば、うまくいきません。
しかしながら責任が大きい分、建物が完成した時の達成感は並々ならぬものがあります。
自分の仕事が地図に地図に載るという事は他の職種ではなかなかないことだと思いますので、何十年もカタチに残るやりがいのある仕事だと思います。