楽器販売員のあるある話を知りたいです!93view

音大を卒業しており、この経験を活かして楽器販売員に転職したいのですが、楽器販売員の良い話、悪い話、あるある話をお聞きしたいです!

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1件の回答

  1. itiraku 2018/03/19 0:02

    楽器屋の販売員は来店されるお客様の接客が主な仕事です。購入される方はもちろん、購入された後の方の相談や場合によっては楽器の故障なども受付したりします。
    基本的にはこの接客を通じて相談を受けることが仕事の大部分のやり甲斐になるのかもしれません。

    取扱いする楽器の数や種類にもよりますが、実に幅広い年代の方の対応をすることになります。私は地方の楽器屋で勤めていましたが、若くて元気なバンドマンからクラシック音楽教室の先生、若かりし日の憧れを胸に20何年ぶりに楽器屋に来店する中年男性、特に最近では高齢者施設でハーモニカを使いたいという介護業界従事者、またその高齢者の方も多く、色々な年代の音楽好きの方と触れ合うことはとても良い経験になりました。

    また、楽器メーカーの営業マンにも様々な方がおり、やはり業界で従事している方と直接やり取りをしますので新製品やオススメ商品など様々な情報をいち早く知ることが出来るのも楽しみの一つです。
    さらにメーカーの人と仲良くなると製品を貸してくれて店舗に置いたり、新製品の紹介を店頭で行ったりしてちょっとした楽器のショーみたいなことも企画できます。SNSなどでうまく告知などをして集客できたらプチ有名楽器屋店員とか目指せそうですね。

    そういった商品の情報と日々のお客様との会話から「あったら喜びそうだな」というモノがあれば実際に商品の仕入れをします。
    連絡先を知ってるような常連のお客様なら電話で来店を促したりするとサプライズプレゼントのように喜んでくれることもあります。

    このように音楽や楽器を通じて人に喜んでほしい、という思いがある方なら楽しんで働けること間違いなしだと私は思います。

    しかし、このような「良いあるある話」ばかりではもちろんなく、「悪いあるある話」についてもお伝えしたいと思います。

    まず、小売業全体の中でも楽器屋さんは特に給料は少ないと思います。
    当時一人暮らしをしていた私は、貯金なんて出来ず毎月本当にギリギリの生活でした。節約するのは食費ばかりになってしまい、その時は勢いで一日一食とかで良くても今になると健康には良くなかったなとつくづく思います。帰りが遅かったのも食事を軽視してしまう原因の一つだったかもしれません。
    残業は基本的にサービス残業ですし、休日出勤も普通にあります。

    これは職場環境で相違があると思いますが、帰りが遅くなる原因とも言えるのは売り上げのノルマがあったからです。
    販売員だから当たり前といった感じでした。
    ノルマ達成しないと冗談じゃなく上司から怒られている人もいました。
    どうやって改善するのかみたいなことで商品研究したり店舗のレイアウトを変更したりして毎日遅くなるのです。
    こういった数字数字という環境だと疲弊していくスタッフが何人もいて離職率もかなり高いです。それに聞いた話だと売り上げの取り合いなども頻繁に起こっていたそうです。

    あとは、立ち仕事なだけでなく、意外に力仕事が多いです。
    楽器の移動や店舗内のレイアウト変更、大量の段ボールなどのゴミ捨て。この仕事だけでも結構な仕事量になります。
    なので慢性的に腰痛などを抱えている方も多くいらっしゃいました。中にはサポーターを巻いて勤務している強者もいたりしました。
    ちなみに私もやっぱり腰痛を患うようになったので身体への負担というのは思っているよりも大きいのだと思います。

    今振り返ってみると色々な勉強になったし楽しかったけど生活は苦しかったというのが率直な感想です。
    それでも音楽好きの人なら楽しんで働ける要素は沢山ありますのでオススメです。
    お客さんに喜んでもらえることを企画したり発信することが沢山体験できると思います。

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